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【六寸刻文皿】の道行

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2020年に発表した「八寸丸皿 百果刻文」を小さくリサイズした「六寸丸皿 百果刻文」の道行です。様々なフルーツをレリーフ状に彫刻したデザインで、製法である「圧力鋳込」や「石膏型」…
本マガジンは「上出長右衛門窯の道行」からの抜粋です。月額500円/初月無料の「上出長右衛門窯の道行…
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2022年4月の記事一覧

【六寸刻文皿】の道行#12「百果」

こんにちは。上出惠悟です。 そして六寸刻文皿は焼き上がりました。難なく無事に。 これまで道行の購読されている方以外には伏せていましたが、「六寸刻文皿」は「六寸百果刻文皿」のことで、既に販売している「八寸百果刻文皿」の二回り小さなお皿つくり(開発)の工程を約5ヶ月に渡ってお届けして来たのでした。 焼き上がりはなかなか良く、八寸同様レリーフが美しく浮かび上がっています。2枚を重ねてみますとこんな感じになります。六寸皿は使い勝手が良く、あれやこれやと、何を盛り付けようか楽しく

【六寸刻文皿】の道行#11「型が完成」

こんにちは。上出惠悟です。 少し前に編集者の知人の依頼で「感情」というテーマのエッセイを書きました。私は感情をあまり表に出すことが得意ではなく、内に溜め込んでしまうタイプでして、感情と言われて思い出されるのは幼い日から今日までのネガティブなことばかり。到底書きたいと思える内容ではなく随分と悩んでしまいました。 そんなエッセイを掲載した雑誌が発売になっているので、興味がある方は是非ご覧ください。amazonでも販売しているそうです。 他の雑誌では金沢の美味しいお菓子をご紹

【六寸刻文皿】の道行#10「楽しい型もの」

こんにちは。上出惠悟です。 皆様にとって身近な”型”とは何でしょうか? クッキーやタルトなど焼き菓子の型が思い浮かびますが、私たちの身の回りにある多くの物は型から作られています。型とは原形(オリジナル)を複製(コピー)する為の基(もと)になる物です。周りを見回してみてください。オリジナルなのか、コピーなのか、そう考えて物と接すると少し見え方が変わるかも知れません。 人類が”型”を用いてものづくりを始めたのはいつからなのでしょうか。インターネットで簡単に調べてみると、紀元