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[02] 大阪府高校入試 英語C問題 第1問 トレーニング問題

近年の第1問で出題されている問題形式を練習できます。
(ただし、本番はいつ問題形式が変更されるか分からないという点には注意を!)


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◆超英塾◆
三国丘・泉陽
高校生限定の英語塾
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◆Question 6

Do you ( ) today?
ア have to work a lot of do
イ have a lot of work to do
ウ work a lot to have of do
エ do a lot of work have to




Answer 6

Do you ( ) today?
ア have to work a lot of do
イ have a lot of work to do
ウ work a lot to have of do
エ do a lot of work have to

正解: イ
君は今日やるべき仕事がたくさんあるの?

a lot of work to do の to は、something to drink や books to read と同じように考えてみよう。[名詞] to ~ という形で、その[名詞]がどういうものなのかについて後ろで情報を付け加えている。

"Do you have to …" で「君は~しないといけないの?」という文だと思い込んでしまうとアを選びたくなるので注意。("of do"が無ければ、この選択肢も文は成り立つ。)

 

 

◆Question 7

Don't believe ( ).
ア anything he says about that topic
イ about anything that he says topic
ウ that he says about anything topic
エ he says anything that about topic

 



Answer 7

Don't believe ( ).
ア anything he says about that topic

イ about anything that he says topic
ウ that he says about anything topic
エ he says anything that about topic

正解: ア
あの話題に関して彼が言うことは何も信じるなよ。

"anything he says" の部分は、前回も紹介した、「名詞の直後にSV→関係代名詞の形のことが多い」を思い出そう。thatを間に入れてみると分かりやすい人もいそう:
anything (that) he says
前回の関係代名詞の説明を覚えている人向けに書いておくと、saysの直後に穴があいている。)

ウの "Don't believe that …" にひっかからないように!(thatの中身の部分が、文として意味が通っていない。)

 


◆Question 8

Don't you know ( ) last year?
ア the team which she joined soccer
イ she joined which the soccer team
ウ which the soccer team she joined
エ the soccer team which she joined

 



Answer 8

Don't you know ( ) last year?
ア the team which she joined soccer
イ she joined which the soccer team
ウ which the soccer team she joined
エ the soccer team which she joined

正解: エ
彼女が去年加わったサッカーチームを知らないの?

この問題は、特にウが意地悪。ウも、theが無ければ文は成立する
Don't you know which soccer team she joined last year?
(彼女が去年どのサッカーチームに加わったのか知らないの?)

ただし選択肢は "which the soccer team she joined" となってしまっているのでアウト。次の例文を見ておこう:

OK) Which book did you buy? 
ダメ) Which the book did you buy?

OK) I'm not sure which book to buy.
ダメ) I'm not sure which the book to buy.

これらの文では、"which book" で「どの本」というカタマリになっている。

※もちろん、次のように、たまたま"which" と "the" が連続して並ぶことはありうる。
I don't know anything about the smartphone which the man bought. 

イを選んだ人:
もしこれを「彼女が去年どのサッカーチームに加わったか知らないの?」という意味だと思って選んだ場合は、前回の記事の Question 4 もやっておくのがオススメ。(あと、やはりこの選択肢も "which the" の部分に問題あり、という点にも注目。)

 

 


◆Question 9

Did you ( ) today?
ア cook to tell them for him dinner
イ cook them dinner for tell to him
ウ tell him to cook dinner for them
エ tell him cook dinner to them for




Answer 9

Did you ( ) today?
ア cook to tell them for him dinner
イ cook them dinner for tell to him
ウ tell him to cook dinner for them
エ tell him cook dinner to them for

正解: ウ
今日彼らのために夕食を作るよう彼に言った?

cookは「料理する」、
cook dinner なら「夕食を作る(料理する)」で、

「彼らのために夕食を作る」だったら
・cook them dinner か
・cook dinner for them
(↑ 違いに注意)

だから、アの "Did you cook" も、イの "Did you cook them dinner" も、この部分だけなら意味が通るんだけど、その後ろまで読むと文として不成立になってしまっている。

tell O to doで「Oに~するよう言う」に留意して、答えはウ。
(↑ doの部分には動詞の原形を入れよう)



 

◆Question 10

I don't know ( ) in New York for a week.
ア how to stay money much we need
イ how much money to stay we need 
ウ how much money we need to stay
エ much we need to stay how money


 



Answer 10

I don't know ( ) in New York for a week.
ア how to stay money much we need
イ how much money to stay we need 
ウ how much money we need to stay
エ much we need to stay how money

正解: ウ
ニューヨークに1週間滞在するためにいくらお金が必要なのか、私には分からない[私は知らない]。

ウの文を難しく感じる場合、まず we need までで区切ってみよう:
I don't know [how much money we need].

これなら、「どれだけのお金を私たちが必要とするか」というカタマリが見えやすいと思う。

あとはこの後ろに、to stay (滞在するために) という情報がくっついたと思えばいい。
I don't know [how much money we need / to stay in New York for a week].

※これを、we need to stay (滞在する必要がある) のように解釈してしまうと、途端に文の意味がつかめなくなるので気をつけて!
今回は上のように、toの前にスラッシュを入れてみると分かりやすいはず。


 

この「第1問」系の問題の目標は、
消去法というより、「読んだときにスッと英語として意味が頭に入ってくる選択肢を一発で選べるようになること」かもしれない。アウトな選択肢を消していく消去法の逆なので、これを"積極法"と呼んだりする。

そのために、たくさんの英語の文に触れて(できたらガンガン音読して)、英語の型を頭にどんどん入れてしまっておくと強いはず。

中学3年生は他の教科の勉強もあって大変だと思うけど、今やっている英語は、高校生(&大人)になってからの、さらに豊かで面白い英語につながっているので、他教科とのバランスをとりながら頑張って!

(※ただし、本番の試験で悩む問題が出たら、消去法を使って、少しでも正解する確率を上げるのはもちろん有効!)



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