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プロジェクトKVについて思うこと
結局私は、どこまで行ってもブルーアーカイブが好きだったのかも知れない。
私はブルーアーカイブのファンであると同時に、isakusanのファンでもあった。彼が退社した今のブルーアーカイブが、果たしてこのゲームの根幹にある精神性まで引き継げているのかという疑問が付き纏った。
いっその事きっぱり離れた方が精神衛生上良いのではと思ったものの、2年来追い続けていたコンテンツをひと思いに切り捨てるドライさは生憎持ち合わせていなかった為、今はこうして未練タラタラで引き摺り続けている。
しかしisakusanが作るゲームなら、例えブルーアーカイブじゃなくても精神的続編、姉妹作として楽しめるかも知れない。そう考えていた。が、現実はそうは上手く行かなかった。
彼らの詳細な役職についてはここでは割愛するが、isakusanだけではなくhwansangことキム・イン、パク・ビョンリムといったブルーアーカイブの主要なスタッフが退社し、ディナミス・ワンが本格的に動き始めたのも、isakusanが退社報告をした直後。あまりにも段取りが早く進みすぎていて、胡散臭さと恐怖を感じざるを得ない。
実際、蓋を開けてみれば"彼ら"のエッセンスを感じるような作風のPVやスチルばかり。
本当に当時…と言っても1ヶ月前弱の話ではあるが、「KVはキヴォトスなのではないか」だとか、「新しいブルーアーカイブなのではないか」という悪い冗談で予防線を張って備えていたが、そういう杞憂は悪い方向に全部、超える形で当たってしまった。
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青に対する赤、春に対する秋、銃に対する刀、西洋哲学に対する東洋哲学。
それでいて学園やヘイローといった設定はそのまま見受けられる。
同じスタッフで似たり寄ったりな作風や世界観でブルアカへのコンプレックス丸出しな縮小再生産を行っている現状について何も思わないのだろうか?もはや当てつけとしか思えない。
「社員を引き抜きました」とか、「NEXONを憎んでます」みたいな陰謀論めいた真偽不明のゴシップはこの際置いておくとして、彼らが設定から何から何までブルーアーカイブに似ているゲーム出してくるという事実は変わらない。
一応表向きは新しく立ち上げたばかりの無名の会社、スタジオ、IPであるのにも関わらず、明らかな制作陣の匂わせによる広報の仕方に対する疑問もある。
以前のインタビューでisakusan自らが「IPは会社のものだ」と作品への属人性の否定した上で、KVが暗に制作陣の個やブルーアーカイブへの関連性を匂わせた広報をしているのがどうも齟齬、矛盾があるように感じてしまう。
このインタビュー読んだ当時から感じていたのだが、属人性の否定をし切れていないのを本人も気付いていないのだろうか?
そして来たる9月1日。
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時間通りに公式サイトに飛んだものの鯖落ちしているのもブルーアーカイブのオマージュか?と思わず苦笑いしてしまったが、待ち受けているのはやはりブルーアーカイブに似た何か、だった。
学寮都市カピラという舞台設定も学園都市キヴォトスを想起するなと言うのも無理がある程酷似している。
「ジャンルを乗り越えて交わるとんでもない物語。けれど、僕らがもう知っている慣れ親しんだ物語。」
最終編・あまねく奇跡の始発点編にて、ジャンルが入り交じり崩壊したキヴォトスで先生たらんと名乗りあげ、青春を再び掲げて生徒たちとともに騒がしくも平和なキヴォトスを守ったのはご存知だろう。そんなとんでもない話が評価されこのゲームが大いに盛り上がったのも記憶に新しい。
それを、「もう知っている慣れ親しんだ物語」などと引用してくるのであれば、あまりにも厚顔無恥ではないか。
実際のところ、ありふれて居ながらもその王道を貫き通したブルーアーカイブのようなジャンルを指しているのか、ブルーアーカイブ自体を指しているのかは知る由もないが、どちらとも取れるこのキャッチコピーはそう邪推せざるを得ない。
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ブルーアーカイブは会社のものだとアピールしていた彼らがブルーアーカイブに酷似したゲームを作り、日本でウケたから日本向けに作ってるのは何も考えてないのか、面の皮が厚いのか。
Yostarのような日本のパブリッシャーを噛んでいない為、機械翻訳のようなぎこちない文章に独自の固有名詞が散りばめられていて、脳が理解を拒む奇天烈な文章になってしまっている。本当に日本に向けて作ろうとするなら改善するべきだと思う。
YostarとNEXONが手を取り合ってこんなにも素晴らしいキャラクターやストーリーが生み出されたのも奇跡だったと今なら分かる。過ぎ去ってから初めて分かる奇跡のような日常をこんな形で体現するとは思いもしなかった。
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isakusanら退社報告があったスタッフだけでなく、DoremiやMx2j、ミツキヨまで関わっている始末。さらに公式一コマは純粋な不純物先生という徹底ぶり。どこまでブルーアーカイブに寄せれば気が済むのだろうか。
彼らがNEXONとの間にどういういざこざがあったかは計り知れない。が、いくら円満とはいえ退社の判断に至ったのであれば何かしらのインシデントが発生しているのは事実。
そんな彼らが退社してまで作っているのがこんなデッドコピーというのが本当に無責任過ぎて憤りすら感じる。
社会人、あるいは大人としての責任は無いのか?自分たちの作った作品に対しての敬意すらないのか?
「オタクの夢を実現する」という会社のキャッチコピーも、同人活動に移ることによる本人達の自己満足、夢の実現という意味にしか見えないのだが。
これ以上、私の好きな作品に携わった制作陣が落ちぶれていく様を見たくないし、私の好きな作品、ブルーアーカイブを汚さないで欲しい。関わらないで欲しい。今はその一心しかない。
以上。
おまけ
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予想当たって草。もう、ほんとに死ねよ。頼むから