来日前と来日後の具体的な日本語学習方法をご紹介!
みなさま初めまして、One Terraceの渡邊と申します。
外国人材を採用するとき、日本語能力や実際の業務を日本語で遂行することができるのかなどについて気になる方も多いのではないでしょうか👀
今日は、実際に外国人材が来日する前、来日後にどのような方法で日本語を学習しているのかについてご紹介いたします。
日本語って?
日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類の文字があります。漢字圏の学習者に比べて、非漢字圏の学習者はゼロから漢字を学習するため、漢字圏の学習者に比べて非漢字圏の学習者は漢字の学習にも苦戦することが多いです。
また日本語は「主語+目的語+動詞」の語順ですが、英語は「主語+動詞+目的語」の語順です。そのため、私たちが英語を学ぶときに語順で混乱したように、日本語学習者の中には日本語の語順を理解することに苦戦する学習者もいます。
来日前の主な日本語学習方法
来日前の主な日本語学習方法としては、現地の日本語学校や大学などで学習したり、独学で勉強したりする方法があります。
特に日本での就職を考えている学習者は、現地の日本語学校や大学などでしっかりと時間を確保し日本語を学習する学習者が多い印象です。
また、学習者によって最適な学習方法は異なるため、それぞれに合わせた学習方法で学習する学習者も多いです。
日本のアニメを活用した学習方法
学習者の中には、日本のアニメをきっかけに日本に興味・関心を持ち、日本語を学習する学習者もいます。具体的な学習方法としては、実際に日本のアニメを見てフレーズなどで日本語を覚え、分からない単語・文法があれば調べることで学習する方法です。
このように学習者は、自身の興味・関心のあるものを活用して日本語を学習する学習者もいます。アニメ以外でも、映画やJ-POP、漫画を活用して勉強する方法もあります。近年では、SNS上に日本語で日記をアップしたり、勉強の進捗状況を投稿として共有・発信することで日本語を学習する学習者もいます。
来日後の主な日本語学習方法
まず来日後は、来日前に比べて日本で生活することになるため、日本語に触れる機会が増えます。
来日後の主な日本語学習方法としては、引き続き独学で勉強したり、地域の日本語教室などで日本語を学習したりする方法があります。
来日前と比べて、来日後は就労現場で就労する学習者はまとまった時間の確保が難しいため、日本語学校などに定期的に通学することは難しくなります。就労先によっては、入国後に社内で語学研修や業務時間内で日本語を学習してもらう時間を設けている就労先もあります。
地域の日本語教室とは
それぞれの地域には、日本語教室があります。地域によっては日本語教室がない地域もありますが、それぞれの地域の方々などが有償または無償で日本語を教えてくださいます。
地域の日本語教室では、日本語はもちろんのこと、その地域の文化や情報についても学び知る機会としても日本語教室が存在しています。
そのため、地域の日本語教室では実際に自分が暮らす地域の方々などから直接その地域の情報を得たり、日本語を学んだりすることができます。
日本語教室は、「地域の名前 日本語教室」のようにインターネットで検索すると見つけることができます。
外国人材に長く働いてもらうためには、会社のことはもちろん自分が暮らす地域を知りすきになってもらうことも重要になるのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。
学習者によっても最適な日本語学習方法は異なるため、個々人の目標や就労現場で求められる日本語能力によって日本語学習方法については検討する必要があります。
本記事が、外国人材の採用を考えている企業様や日本語の面で採用に不安を感じている企業様のお役に立てば幸いです。
来週もみなさまのお役に立つ情報を発信できればと思っておりますので、次回もぜひご覧くださいませ。