映画「私の男」
ここ2週間ほど、時間が出来れば映画を見ています。
せっかくですので、感想などを記録しておきます。
まず最初は、「私の男」。
二階堂ふみと浅野忠信という組み合わせ。
血の繋がった親子の話。
浅野忠信のクズ具合が良かったです。
二階堂ふみという女優さんは、何年か前に見たときには「キレイな女性」という位置付けだったのですが、いくつかの作品を見ていると、「役になりきっていてすごいな」と演じる姿に感心するようになった女優さんでした。
実の父と娘が「俺はお前のものだ」「私の男」と言い合う関係性、すごいですね。
「これが家族の形なの?と」ぎょっとしてしまいます。
「気色わるう!」の一言では済まされない愛の形ですね。
物語の中には二件の殺人もあるのですが、サスペンスの要素より圧倒的にエロスの要素が高いという具合。
私的には、エロスの名作「愛のコリーダ」で色男を演じた藤竜也さん出演していたことに歓喜しました。
エロスのかけらもないいいおじさん役を演じ、物語に深みを出していました。
総合評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️
Amazonより
内容紹介
第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門<最優秀作品賞><最優秀男優賞>W受賞の快挙!
直木賞受賞のベストセラー小説、禁断の映画化!浅野忠信、二階堂ふみが挑む“禁断の純愛"
【ストーリー】
10歳で孤児となった少女・花。
彼女を引き取ることになった遠縁の男・淳悟。
孤独だったふたりは、北海道紋別の田舎町で寄り添うように暮らしていた。
6年後。
冬のオホーツク海、流水の上で殺人事件が起こる。
暗い北の海から逃げるように出ていく淳悟と花は、互いに深い喪失と、ふたりだけの濃厚な秘密を抱えていた…。
【キャスト】
浅野忠信 二階堂ふみ
モロ師岡 河井青葉 山田望叶/高良健吾 藤 竜也
2014年
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