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マサイマラ国立保護区 深堀り 

このページの内容(プラスα)は マガジン『誰も知らないヌーの大移動』をご購入してくださった方は第14話でお読みいただけます。マガジン購入者にしか分からない話や門外不出の地図等もプラスしています。

このページでは東京23区の2.5倍の広さがあるマサイマラNRを地域別に説明、また環境別でも説明(これにより動物の生息域が分かります)。さらにチーターやクロサイ、ヒョウ等のテリトリーも“ここだけの話”で説明します(絶対口外禁止!)。これによりロッジを選ぶとき自分にとってのベストロケーションが分かります。また季節により動物は移動しているので、そちらも併せて説明します。同じマサイマラNR内部でも季節によってベストロケーションは変わるんですよ。もちろん何が見たいのかなど目的によってロッジを選ぶこともできます。

▶マサイマラNR深掘り
初めてのサファリでたくさんの動物が見たければケニアのマサイマラ国立保護区(以降NR)は推し。総面積は1510㎢。東京23区と八王子市、町田市、川崎市、横浜市、鎌倉市を足したぐらいの広さがあります。とはいえセレンゲティはその8倍もあるので、アフリカでは比較的小さな保護区です。

マサイマラNRは縦に流れるマラ川と、北部に横切るタレック川によって、ざっくり3つのエリアに分かれています。

川を境に3つのエリアに分かれます

橋は一つしかないので、おのずと青いエリアのロッジに泊まればゲームドライブ(サファリ)は青いエリアで、緑なら緑、黄色なら黄色ですることになります。
もちろんマラ川の南にある橋を渡ることはできるし、川の水が涸れる乾季ならタレック川を越えることもできますが、ドライバーさんにあえてお願いしなければ、範囲内でのゲームドライブになると思います。

青いエリア
セケナニゲートまでの道が舗装され利便性も良くなりました。青いエリアの西側は木々が少ない環境です。オープンランドOpen Landと言います。
※マサイマラNRの環境を理解すると、そこに生息する動物が予測できますよ。ということで各環境を見て行きます。

草だらけの草原、オープンランド。

オープンランドの北の方は、

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