アフリカ1美しい鳥!ライラックニシブッポウソウ飛ぶ姿を逃さず撮る方法
『世界の美しい鳥』の表紙に選ばれた鳥、ライラックニシブッポウソウ
サファリ好きの間でも、初めてケニアに来た人でも、
「わー、きれい!」
と思わずカメラを向ける鳥です。ただでさえ美しいこの鳥は、飛ぶと幸せの青い鳥♪
飛ぶ姿を撮りたい!そこで枝に止まっているライラックを見つけてカメラを向け、じーーーーーっと待つ。というのをやったことがある人も多いのではないでしょうか?
でもねー、鳥ってすばしっこい。「あ!」と思った瞬間には飛び去っている。失敗。
「今飛ぶぞ!」っていう兆候が分かればね~。
というわけでライラックニシブッポウソウが飛ぶ兆候を探りました。
「兆候なんてある訳ないじゃん。野生だよ。兆候見せたら生きていけないじゃん。馬鹿じすゃね」
と言う友人がいたので(←撮り逃がしたためムキになっている)
「へっ。優れた武道家はそのスキをつくのだ!」
と探りまくりました。
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分かったよ~~ん♪♪
コツは “相手(動物)を知る” ということ。動物ってね、顔に表情がないんです。特に鳥は ( ̄◇ ̄)
鳥の顔にピントを合わせてシャッターを半押しにして、飛ぶのをジーッと待っているとき、顔を見ていませんか? 私、やっちゃってました。
顔を見ていても兆候は無し。
じゃ、どこに兆候が表れるかというと……。
“必ず”ではないけれど、かなりの確率で脚です。ピーンと伸びなくても脚がソワソワしたりもします。もちろん顔はずっと無表情。
もし風の流れを読む余裕があれば、どちらの方向に飛ぶかもかなりの確率で分かりますよ。逆風ではあまり飛ばず、追い風に乗りたがります。
スズメ類など小さな鳥はもっと動きがすばしっこいので脚を見ても分からないけれど、たいてい群れているので、群れの仲間達の動きを見ていると「そろそろ飛びそうだな」というのが予測できます。
大きな猛禽はコレ↓
ゲームドライブで鳥に時間をかけると動物を見る時間が削られるので、他のお客さんがいるときは回りの空気を読んで遠慮してくださいね。バードウォッチャーさんは仲間を集めて車を貸し切ることをお勧めします。
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