きのこ散歩*2022/5/28富士山の猛毒菌に会いに行く・その1
ずっと会いたかったきのこがありました。それは超猛毒のシャグマアミガサタケ。基本的には標高が高めの針葉樹林に出るきのこのため、なかなか会えずにいました。出る場所は大体の目星をつけていたのですが、この2年間の情勢のためなかなか探しに行けず。
いろんな人にシャグマ見たい!と言いまくっていたら、菌友さんが「今週富士山に生えてましたよ!」と教えてくれました。なんと、場所も案内してくれるとのありがたい申し出まで。やったー。
で、行くと決めたのが5/26の夕方。きのこ趣味はフットワークの軽さがものを言いますね。その年いつ出るかわからないから、発生情報取得したらすぐ動くのが鉄則です。(とはいえ会社員ですので週末しか動けずタイミング逃すこともあるのですけど。)
富士山の林道を上がっていき、路肩に止めるとまず出迎えてくれたのは無印のアミガサタケ。おおっ!この時期にアミガサに会えるとは思わなかった。
幸先良いですね。
ふと脇の低木を見るとオレンジ色のきのこが。最初はハチノスタケかと思いましたが、裏を見ると管孔ではなくヒダになっています。においをかいでみると、甘いかおり。ニオイカワキタケのようです。
さて、続いて数日前にシャグマアミガサタケが出ていたという本命のポイントへ。
あ!ありましたー!!
とても大きなシャグマアミガサタケがいくつも生えています!菌友さんが見つけていた個体は古くなって倒れてしまっているものや、虫食いがひどいものなどもありましたが、新しく出たフレッシュなものにも会えました。かっこいいなー!猛毒菌大好き!!
この子なんて、スミレをアクセサリー代わりにしていますよ。かわいいですね。
上から見ると唐揚げが落ちているように見えます。誰かが森の唐揚げって言ってたよねーって笑い合いました。本当に面白いきのこです。
さて、実はもう一つ会いたいきのこがあったんです。
テンガイカブリタケ。こちらも亜高山帯のきのこで、なかなか会えないきのこです。3~4個生えていましたが、シャグマより数が少なかったです。そして小さい上に草むらに隠れるように生えるため探しづらい。これはポイントを教えてもらわないと見つけられないきのこです。菌友さんに感謝です。
会いたかったきのこ2種に早々に会えて満足です。でも富士山散策はまだまだ続きますよー!
シャグマアミガサタケの詳しい記事はこちら↓
【つづく】
つづきはこちら↓
きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿