きのこ散歩*2023/9/19富士山の達人と行く・その4
その3はこちら↓
お昼休憩がてら、周辺をウロウロします。
と。
「アカネいた!!」
アカネアミアシイグチです。アカネの達人より先に見つけたぜ!イェーイ!!
アカネアミアシイグチは数が少ないだけでなく、木に隠れるような暗めの場所が好きで、暗い赤色なので、案外見つけづらいきのこなのです。このきのこを観察するために富士山に来ているので、ノルマ達成です。
近くには後光がさしているタマゴタケちゃんも。
とてもいいきのこ、とてもいい光、とてもいい森。でも、うまく撮るのは難しいのです。少しでも雰囲気が伝わるといいなぁ。
亜高山帯に入ってきたので、高所ならではのきのこが楽しいですね。
オオキノボリイグチ、いないなー?と思って、ザックを下ろして立ち休憩していたら、足元にいました。よくあるパターン。
オオキノボリイグチはそろそろ発生が終わりなのか、数が少なかったですね。傘の水玉がファンシーでふわふわしてかわいいので、きのこ好きに人気です。
小さいベニテングタケがいました。黄色みが強いタイプです。
こちらも標高が高い所にいるミヤマミドリニガイグチ。もっと若いと傘のオリーブグリーンが鮮やかなようです。
いくつか見たアカネアミアシイグチの中でもこちらは網タイツがカンペキで芸術的!美しいですねーーー!!
目的のきのこは見られましたが、全体的に亜高山帯はきのこ少なめでした。それでも何もないってことがないのが富士山のいいところですね。
ぼちぼち下山します。
下山中に見つけたおいしそうなきのこ。
チャナメツムタケです。晩秋に差し掛かるころに出るイメージなので、とんでもなく早いですね。猛暑のせいでなんだかきのこの発生が読めません。
体力が心配でしたが、なんとか無事に下山できました。いつもより暑かったのでかなり消耗しましたね。水分足りるか?と心配になるくらいでした。汗を大量にかくので、トイレに行きたくならないという。脱水の危険があるのでもうちょっと水分取った方がよかったかも。
夏の流行り病と個人的な事情で8月はほぼ山へ行けなかったため、足も筋力が落ちているのを感じました。
あとは、もっといっぱいきのこがあったらテンション上がって疲れも吹き飛ぶのになぁとか思ったり。楽しいかどうかって重要なんですよね。(たぶんきのこや植物を観察しない山行は向いていない)
10~11月も菌友さんとのきのこ狩りやきのこイベントが予定されており、楽しみがいっぱいです。
2023/10/21・22のヨコハマきのこ大祭では、私が所属する関東きのこの会で作成したきのこトランプを販売します!お近くの方はぜひお越しくださいね♪
【了】