きのこ散歩＊2023/4/1フデリンドウと黒＆黄アミガサタケ

久々に晴れた休日。桜吹雪の中花を見納めにたくさんの人が歩いています。みな上を見上げ、スマートフォンで撮影に夢中です。

そんな中、私だけが地面を見つめてじっくり歩く。

ブラックモレルは終盤です

先週菌友さんと歩いたアミガサタケ（ブラックモレル）のシロ（きのこが生える場所）はもう終わりで、新たな個体は出ていませんでした。

先週のきのこ散歩はこちら↓

ウラスジチャワンタケはたくさんあったのに、何本もちぎられて捨てられていました。だれかが草むしりでもしたんでしょうか。そんなに草も生えていないのになー。

辛うじて無事だったウラスジチャワンタケ

フデリンドウ、保護されています

フデリンドウもたくさん咲いていました。先週まではひとつも咲いていなかったのに、今日はあちこちで青の美しさを誇っていました。
フデリンドウが咲くとイエローモレルの時期だなと実感します。ブラックモレルの場合はスミレやムスカリが咲く時期が目安です。花の開花がきのこの発生時期の目安となるものは多いのです。

4日前に見つけた幼菌が育っていた

イエローモレル（無印アミガサタケ）は4日前に見つけたものが育っていました。また、数が増えていました。まだ数が少ないので、来週が最盛期かもしれません。採取は来週にします。

4日前の記事はこちら↓

木の芽も

サンショウの芽（木の芽）も芽吹き始めました。木の芽は煮物に乗せると、料亭の煮物っぽく見えて高級感が出ていいですよね！タケノコの木の芽合えなんかもおいしい。

例年暖かくなるのが早まってきているので、時期が読みづらくなってきました。今年はきのこの発生自体は早いけど、最盛期は例年通りの日程かな？という感じです。終わってみないと傾向がわからない、それもきのこ観察の面白さです。