小さな青いきのこ*ウスアオモミウラタケ
先日青いきのこ、ルリハツタケについてご紹介しました。もう一つ紹介したい青いきのこがあります。珍しいルリハツタケの記事はこちら↓
こちらは過去一度だけ富士の青木ヶ原樹海で見かけた青いきのこです。ウスアオモミウラタケの可能性が高いです。名前にたどり着くまでに結構苦労しました。ルリハツタケなどより知名度が低いですから、私も知らない種でした。学名もまだついていないらしい。
ヒダは白っぽいのですが、古くなると赤みを帯びてくるそうです。
透明感があってとても美しいきのこです。見つけた時にはハッとしました。
このきのこ、9月頃しとしと雨が降る日に見かけました。その後何度か同じ場所を毎年チェックしているのですが、なかなか再会できません。傘のサイズが3cmくらいで小さいきのこのため、見逃している可能性も否めませんね。
ところで、さらっと青木ヶ原樹海で見たって言いましたけど、青木ヶ原樹海は結構おすすめのきのこ観察スポットです。
遊歩道が整備されていますし、なんならガイドさんと一緒に回れます。(ガイドさんは植物には詳しいですがきのこは詳しくないようでした。逆に私が質問されました。)特に怖いことはありません。なにより高低差がなくて体力のない人も安心。
青木ヶ原樹海は変な噂が広まっておどろおどろしい話ばかり転がっていますけど、溶岩による風穴などの地形観察のほか、苔や野鳥の観察にもたくさんの人が訪れています。
梅雨時から10月上旬くらい、きのこの量は運しだいなのですが、当たればあっちもこっちも色とりどりのきのこと出会えて楽しい散策ができますよ!
ただしくれぐれも遊歩道を外れないこと(道迷い防止のほか動植物保護のため)と、採集は禁止されているので観察のためでも採らないようお願いしますね。
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きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿