きのこ散歩＊2022/8/27夏の終わりのポルチーニ祭り・その1
夏の暑さも徐々に落ち着き、雨もしっかり降っているのでそろそろきのこが出てくる頃です。例年真夏の酷暑の間はきのこたちはお休みで、気温が下がり始めると再び出始めて秋きのこへと移行します。
お盆を挟んで梅雨と同じ顔触れの夏きのこが出てきます。今年の梅雨は時期が変則的で降水量もあまりなかったため、テングタケやタマゴタケなどのテングタケ科のきのこにほとんど会えていませんでした。いい感じに雨が降ったので、秋こそは出会えるかな？
近頃多忙なのでこの日も用事があり、済ませて散策に出られたのが昼前。涼しくなってきたとはいえ、日中は30℃を超えます。あつい！！あまり歩かないコースにしよう。って同じことをこの前も言ってた気がする。
ポイントに着くと、車を停止させる前から大きなきのこが生えているのが見えました。おおー！これは期待できそう！！
和製ポルチーニことヤマドリタケモドキです。大きくて虫食いもなくとてもきれいです。ふかふかのパンみたい。
近くにはぽってりしたフォルムがかわいい幼菌（きのこの赤ちゃん）もいます。むちゃくちゃかわいい。
束生してたくさん生えています。タイミングバッチリだったみたい、やったね！！
横にはテングタケも生えています。テングタケとヤマドリタケモドキは仲良しで、同じ時期・同じ場所に生えることが多いです。どちらも大量に出ることがあり、いいタイミングに出くわすと見ごたえがあります。
ヤマドリタケモドキの詳しい記事はこちら↓
テングタケは人々の思い描く「The 毒きのこ」の形そのものだと思います。私はテングタケが大好きなので、梅雨時に全然会えなくて寂しい思いをしていました。
やっぱりテングタケに会わないときのこシーズンが始まった感じがしないよね。
テングタケだけで100本以上見ました。どの子もかわいいので、撮影がはかどりすぎてその場を全然離れられません。きのこって本当にかわいい。
テングタケの詳しい記事はこちら↓
ずらっと並んでいるのが、人間みたいで面白いですよね。ドラマを感じさせます。これは親子が行列に並ぼうかどうしようか迷っているところに見えます。
いい加減次のポイントへ行かないと、と思うのですが、この写真のようにツバがはがれる前に乾燥してしまった子などを観察していると、ずーっと離れられません。ハイネックのシャツ着る時に頭を出せない人みたい。
たのしいな……！！！
【つづく】
つづきはこちら↓
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