きのこ散歩*2021/2/12雪の中できのこを探す
2021/2/10、関東地方では平地でも積雪が観測されました。翌日にはほぼ道路の雪は溶けていたものの、山では雪が残っていました。
2日後であれば、山の雪も解けていることだろうと思い、いつものきのこ散歩コースへ行くと……。
あれ?全然溶けてないわ!!
雪山体験しながらきのこを探すことにしましょう。ちょっと傾斜がある場所で滑るところもありましたが、この程度ならアイゼンもいりません。(一応チェーンアイゼンは持参していましたけどね)
これこれ!かたいきのこに雪が積もっている写真を撮ってみたかったのです。冬って感じがしていいですね。
こちらはニクウスバタケです。倒木に雪が残っており雪化粧が撮れました。
さて、冬に探すきのこは、かたいきのこの他にもいくつかありますよ!
小さなチャワンタケのなかま、こちらは1mmほどの大きさです。
こちらは5mmほどの大きさがあるけれど、黒いので見つけづかった。うん、よく見つけたな、私(笑)
小さなチャワンタケのなかまは冬に結構発生しているんです、見つけられていないだけで。チャワンタケのなかまは同定が難しいので何の種類かわからないのだけど、とてもたくさん見かけます。倒木に小さな点々があったら観察してみてください。きのこでなくても何らかの菌類であることが多いです。
こちらも冬によく見かけるヒメキクラゲ。キクラゲの名前がついていますが、属が異なるきのこなんで実はキクラゲのなかまではないんですよね。あまりかわいくない(というか、ちょっとだけキモチワルイですね)ので、撮影せずに済ませてしまうことも多いです。そして真っ黒なので撮るのが難しいです。
ツチグリです。君は本当に一年中見かけるね。雪の水分を得て昨日か今日開いたのでしょう。
ツチグリをたくさん見つけたときの記事はこちら↓
こちらもいつでも見つかるキクラゲ。雪のおかげでプルプルです。
この時期は椿が咲き始めますので、ツバキキンカクチャワンタケもあるかもしれません。で、椿のところへ行ったのですが。
あらー、雪がしっかり積もっています。これではきのこが出ているかわかりませんね。
ツバキキンカクチャワンタケの記事はこちら↓
雪が思ったよりたくさん積もっていたので探せないきのこもありましたが、雪のおかげで元気になったきのこもありました。きのこ散歩に気候は関係ありません。思い立ったら森を歩いてみるのが正解です。
それから、きのこをさがしていたらカントウカンアオイという花を見つけたりしました。
とても控えめな花なので、じっくり地面を見つめなければ探すのが難しいです。こんな植物を見つけることができるのも、きのこ散歩の醍醐味だったりしますね。
きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿