きのこ散歩*2021/5/15キクラゲ類が元気
きのこが少なめの5月ではありますが、新緑が綺麗ですので散策に出ると気持ちがいいですね。ただ、この時期は毛虫が大量発生するので注意が必要です。この日もぶら下がった毛虫を避けながらの散策となりました。
こちらは変形菌のマメホコリです。きのこではありませんが、きのこを探しているとよく会います。中はドロっとした液体ですので触らない方がよろしいかと思います。これを撮っていたら手元に毛虫がいてギェーーー!となりました。危ない。
アラゲキクラゲです。数日前にまとまった雨が降ったので新鮮で綺麗ですね!アラゲが陽の光を受けて白く輝いています。
アラゲじゃない方の普通のキクラゲもいました。こちらもぷりぷりで元気です。
ところで、キクラゲやアラゲキクラゲは同じように見えて実は何系統かに分かれているそうです。今見ているこれも実は新種だったなんてことがあるかもしれません。
ギンリョウソウが咲いていました。こちらはベニタケなどの菌類に寄生している植物です。ギンリョウソウがあるということは、ここにきのこの菌糸が張り巡らされているということです。
こちらは小さな不明菌。傘の形が反り返って面白いですね。
ハナビラニカワタケが出ていました。シロキクラゲに似ていますが、色が褐色がかり透明感があるのが特徴です。シロキクラゲ科シロキクラゲ属のきのこです。こちらもすぐそばに毛虫がいて思うように撮影できませんでした。うーん。
毛虫は毒がないものも多いので必要以上に怖がる必要はありませんが、見た目が不快ですしうっかり潰してしまうことがあるので、私はどちらかというと苦手です。この時期に散策を終え全身チェックすると必ずくっついています。体に付いているのを見つけたら、キャーキャー騒がずそっと下ろしてあげましょう。数週間したら蛹から蝶に羽化しますので、それまでの辛抱です。