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100年先には何が残っているだろう
『虎に翼』は、ここ最近の朝ドラの中で一番好きだった気がする。主題歌も好き!
トラちゃんの「はて?」ポイントが自身に通ずるところもあって、周りに何を言われようとも道を切り開いていく彼女に勇気づけられた。女子部のみんなと出会って目標のために一緒にがんばる姿を見て、また学生をやりたいなと思った。
でも、どれだけがんばっていても抗えないのが社会情勢で。戦争は世の中を変えた。直道さんと優三さんがいなくなってしまったことがショックだった。彼らが残したものを胸に、強く明るく生きる家族が印象的。
穂高先生の言葉に激高したトラちゃん。あのシーンは見ていて辛かった。そこまで言うことが理解しきれなかったのだけど、当事者だったとして、と考えると。本気で頑張っている証拠ということか。
よねさんが終始かっこよかった。轟とのコンビも良くて、ここの日常をスピンオフにしてほしい。美佐江は救われてほしかった。手帳に残された言葉が重く心に横たわる。
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作品の中にはいろいろなテーマが散りばめられていて、現代に通ずるものも多い。価値観を全員合わせる必要はなくて、それぞれの考え方を知るのが大事だと思った。
現代で議論されていることは、100年先はどんな形になっているだろう。結論が出ているか、はたまた話し合いが続いているか。忘れ去られてしまうこともあるのかもしれない。そうするべきでないと思うことには、きちんと声を上げていかなくちゃ。
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朝ドラは長いので、都度振り返っておかないと最後こんなふうにまとまらない感想になってしまう。まだ序盤の『おむすび』はそうしたいなあ。