支配の悪魔について

マンガ　チェンソーマンのネタバレを含みます。
ドラマ　スペックのネタバレを含みます。

チェンソーマンというマンガの中に、マキマという人物がいます。

彼女の正体は、支配の悪魔でした。
マキマが格下と認識したあらゆる存在を、支配することができる能力でした。
生物を操ったり、記憶を操作したり、改ざんすることができます。
皆、支配されていき、世界はマキマの望む世界になりそうでした。

しかし主人公のデンジは、支配の悪魔に勝ちました。

戸田恵梨香主演のドラマ「スペック」では、人の記憶を操作する能力持ちがいました。
城田優が演じていました。
彼も支配の悪魔のようなもの。
人の記憶を、都合のいいように変えることができる。
まさに、支配の悪魔です。

時間を止めることのできるチート能力（実際には人間の数万倍の速さで動き回ることができる）を持っているニノマエ（神木隆之介）でさえ、彼に記憶操作されていました。

しかし、戸田恵梨香は、城田優に打ち勝った。

現実社会では、戦争の勝者が、都合のいいように歴史を改ざんすることができる可能性がある、と思いました。

自国を正当化したり、支配国の教育を変えたり。思想を変えることができる。

日本人は、戦後、罪悪感を植え付けられた、という話を聞いたことがあります。

もしも、一生懸命学んできたことが、嘘だったとしたら…
という可能性も、ないことはないなあ、と思いました。

チェンソーマンとスペック、面白かったです。
ストーリー忘れてそうなので、
また読みたい、見たいです。

マキマさんは魅力的だし、パワーちゃんはかわいい。
マキマさんになら、支配されたい？支配されてもいい？

ニノマエは、止まった時の中を動くことができました。
ジョジョ好きな人なら分かるかもしれませんが、
それって、ザ・ワールドみたいですよね。

読んでいただき、ありがとうございました！