『おったまげ〜』な人生①
おったまげ〜な両親に育てられたわたし。
波瀾万丈な人生だが、今こうして元気に過ごしていられるのは、『バカ』に生きてる事。
何より私を支えてくれた人たちのお陰である。
波瀾万丈その1
幼稚園、年長の時に友達とどんぐりを拾って
林で遊んでいた時に悲劇が起きた。
自転車を暴走して向かって来た10代後半の男が
いきなり自転車から降りて私の口を押さえ倒した。服を脱がされて無理やり行為をしてきた。
当時幼稚園児だったので何が起きてるかはわからずただ怖くて泣じゃくっていた。
友達は逃げて帰ってしまった。
男が逃げて行ったあと、わたしは裸のまま泣きながら家に帰った。
母がびっくりして、直ぐ警察に連絡したらしい。その後直ぐ産婦人科に行って検査をした。
その病院は今でもはっきり覚えているが当時何科かはわからず大人になってから確かめに行った時、産婦人科とわかった。
大人になって何が起きたのか理解出来て、それから何度もその林の夢を見るようになってしまった。ただ、そんなに恐怖心は残っていない。
ここは救いだと思う。
犯人が捕まったと警察から連絡が入り、私は母と叔父に連れられて警察署に行った。
警察官に「この小さい窓から見える人はあの時のお兄ちゃんかな?」と聞かれ「うん」と答えた。その時凄く怖かった事を覚えている。
大きくなってから、犯人はどんな人だったのか母に聞いたら、大学受験で失敗した人と言っていた。
こんな大変な生い立ちがあるのにわたしは本当に良い意味で「バカ」なので特にこれを引きずっての人生は送っておらず、ちゃんと男性も好きになって子供2人も授かれて、我ながら
「バカ」で良かったなぁと感心している。
今年離婚して、今は大好きな歳下男性と仲良くしている。凄く幸せな50代を生きている。
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