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冬に聴きたくなる曲5選

冬、真っただ中なので…



ヒトリエ 『フユノ』

ヒトリエの曲で1番好きな曲。
毎年、冬になると聴きたくなるのだけど、wowakaさんが亡くなったばかりの頃はヒトリエの曲自体が聴けず、時間の経過と共に聴けるようになったものの、やっぱり聴くと感傷的にはなる。
wowakaさんの曲は、叫び走り出したくなる衝動性があって、どこまでも行けるような、飛べるような、そんな気がする曲が多い。この曲も然り。
wowakaさん亡き後、ギターのシノダさんがヒトリエのボーカルを引き継いで活動は続いているけれど、私の中で鳴り響くヒトリエの音楽はどうしてもwowakaさんありきで、上書きをしたくなくて聴けていない。
でも、続けるのは生半可ではない覚悟と情熱だと思うので、今のヒトリエに幸がありますように。



kannivalism『Sugar raniy』

ヴィジュアル系バンドだけどヴィジュアル系っぽくない、ヒップホップ要素強めのミクスチャーロックバンド。ただし後期はオルタナ感強め。
ボーカルの怜くんの表現力、というか感情を吐露するような歌い方が、心にぐさぐさ刺さる。
苦しそうな曲を、本当に苦しそうに歌うものだから心配になることもしばしばあったんだけど、引退してしまうなんて…。
しかも、バロックの復活によってカニバの活動が休止した状態のまま引退。こんなバンドの消滅の仕方、悲しすぎる。
でも昔の曲にも関わらず、今聴いても古さを感じない。当時もセンス良いなとは思っていたけど、ホンモノだったんだなって実感する。
そして、他の曲もだけど、先に述べたように心に刺さる曲が多い。
そんな音楽を生んでくれたことには感謝。



DIAURA『マリンスノウ』

今度はTHEヴィジュアル系バンド。
歌詞担当のボーカルのyo-kaさんが東北出身のため、冬の曲がめちゃくちゃ多い(Lost November、結晶、アシッドスノウ、Whiteness、COLD SLEEP etc…)
どれも名曲なんだけど、昨年11月の仙台公演で聴いたマリンスノウが忘れられず、この曲に。
yo-kaさんは歌で表現するだけでなく、全身を使った身振り手振りの表現が素晴らしいので、気になってるけど観たことないよって人は是非ライブに足を運んで確認してほしい。



The Novembers『mer』

The Novembersで1番好きな曲。
聴いてると、あたたかさに包まれて、ほっと安心できる。
特に物理的/心情的に凍えそうなときに聴くと効果絶大。
これまでもこの曲にたくさん救われてきたけど、これからもたくさん救われることでしょう。



羊文学『マフラー』

羊文学の冬の曲『1999』、『キャロル』はクリスマスを彷彿とさせるけど、マフラーはまるっと冬を感じられる曲。
「彼女はいま 白鳥が飛ぶ夢を見ている」
という幻想的な歌い出し。そのフレーズだけで惹きつけられるけど、その後に続くストーリーも、音も、しんとした冬の空気感を感じられてエモい。



そんな感じ。
もっとあるけどキリがないので5選。
寒いの苦手だけど、冬とか季節感のある曲は好きなので乗り切るぞ!


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