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アンディ・ギブは死なないと思っていた

もう何か月も毎日ビージーズの好きな曲を聴いている。

最近はアンディ・ギブのソロ曲をよく聴いている。

私は、アンディ・ギブは死なないと思っていた。なぜなら、ギブ3兄弟の、末っ子だからである。暑苦しい感じの兄たちとは一線を画した、若さの象徴だったのだ。華やか、そのひとことに尽きる存在だった。


動画が豊富な時代は残酷なものでもある。彼の葬儀のいちシーンまで、見たいと思ったわけじゃないのに、目に入ってしまったのだ。胸が苦しくなった。目を疑ったが現実なのだ。動画はとっても伝わります。伝わりすぎて。パソコンやスマホのテキストニュースとは違う。

あのアンディ・ギブまでが老い、亡くなってしまうとは!無常だ。しかし。葬儀が彼の人生の集大成ではない。

若い頃私は主に邦楽を聴いていたけれど、洋楽もチェックしていたのは70~80年代の洋楽はちょっとおかしいくらいに充実していたせいだ。

昭和50年代に福岡の九電記念体育館に、KISSの来日公演があり、ANGELまで来ちゃったのだよ。当時ベイシティローラーズが大流行で、中学のクラスの女子ほとんどがファンだった。私はあなたは誰のファンかと聞かれてレスリーと答えてたと思う。(私は主にウイングスとチューリップと荒木一郎、他フォークソングを聴いていた)

その数十年後に都内のライブスペースでレスリーの生歌を聴く未来が待っていた。レスリーも死んじゃった。あと20年はちょこちょこ日本に来るんだと思ってたのに。

あんなに輝いていた人が亡くなってしまうなんてと嘆いたなら。これから自分が輝こうと思う。

充実した音楽をリアルタイムで堪能できたことは本当にラッキーだ、ありがとう皆さん!





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