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麦チョコが懐かしい理由

先日開催したタカオカチョコレート7月1日麦チョコの日キャンペーン


麦チョコにまつわる思い出として投稿されたハッシュタグ入り3800通。広報の責任としてすべての全部に目を通しました。


皆さんのそれぞれの思い出を見て、ああなるほど、確かにそうだったですよねーと思いをはせてみました。

それで一番多かった思い出が

・おばあちゃんの家によくあった
・おじいちゃんがいつも食べてた

という話。

それでなぜ麦チョコが懐かしいのか私的に考察してみました。

麦チョコを懐かしく感じる理由


①安価なのでよく購入していた
②ファーストインプレッション(原体験)は記憶に残りやすい
③昔から何も変わってない


タカオカチョコレート麦チョコ 発売当初の復刻パッケージ


①安価なのでよく購入していた


麦チョコは駄菓子屋にある定番お菓子ですが、駄菓子という意味を考えたことはあまりないはずです。

駄菓子(だがし)とは、茶席や贈答にも使われる高級菓子に対し、主に子供向けに製造販売される、安価な菓子のことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/駄菓子

10 - 70円程度の安価な価格を置いてるから駄菓子屋

子供の小遣いは少額なことが多いので、安価なお菓子でやりくりするしかない。そのニーズに合うから毎日通えるわけです。
コンビニやスーパーがない時代。地元の子供が集まる個人商店があったはずです。
中の人も例の当たりつき10円ガムや10円ゲームでお世話になった記憶があります。

②ファーストインプレッション(原体験)は記憶に残りやすい


戦後間もないころに発売したタカオカの麦チョコ。
中の人世代のおじいちゃんやおばあちゃんは昭和一桁世代。
最初のチョコの出会いが板チョコや麦チョコという可能性が高いはず。

第2次大戦後、進駐軍の米兵が配るチョコレートに群がる子ども達の姿。戦争を知らない世代でも写真やドラマの映像で見たことがあるはずです。

高岡食品工業株式会社は1877年菓子問屋して創業、戦時中は国の配給物資製造工場とされていたが、終戦後まもなく製粉・製パン業として復興し、飴菓子、羊羹、チョコレートなどの製造も始めた。(だから高岡食品工業なんです。)

3代目社長・高岡康博はギブミーチョコレートの風景を目の当たりにし

『この子達に日本人が作った美味しいチョコレートを食べさせてあげたい』

そう強く決意したことがお菓子製造のきっかけと聞いております。


高岡食品工業のチョコレート作り 不変のポリシー
子ども達が気軽に買える値段で、本格的なチョコレートを提供する〟

うまれてはじめて喫茶店で飲んだミックスジュースにやデパートレストランの容器がカレーライスには電撃が走りました。(だから食べることが趣味)

三つ子の魂百までというように最初に食べた時の経験は強烈です。

麦チョコの値段をできるだけ据え置いてるのも、小さなサイズで販売してるのもお子様が気軽に購入できるため。

最初に食べたチョコレートだから味わった瞬間にあの頃を思い出せるのかもしれません。


③昔から何も変わってない


むぎチョコ誕生から50年以上経ちましたが製法は今でも一切変えていません。

麦チョコは今でも、当時と変わらぬ製法で作られ続けています。
しかしその製法は、決してマニュアル通りのものではありません。気温や湿度によって綺麗にチョコレートがかかる条件が変わるのです。 職人たちは当時から受け継がれ、積み重ねたノウハウを元に、その日のコンディションに合わせてチョコレートの粘度やかける量を割り出し、回転釜のスピードを調整し、乾燥機の温度や乾燥時間も変えています。そうすることで、常に一番美味しい状態の麦チョコが作られるのです。この伝統はこれからもずっと受け継がれて行くことでしょう。

だから麦チョコを食べるとよく食べていた当時をフラッシュバックできるのかもしれません。


これからも子ども達のお小遣いで気軽に買える安くて美味しいチョコレートを作る会社でありづづけるために努力してまいります。

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