ピーカンナッツはお好きですか?
ドライフルーツとともに考えてたのが、ピーカンナッツのお菓子。
こちらが先に販売までたどり着きました。
ドライフルーツと違って自分でローストしたりするので、小分け業ではなく菓子製造業のカテゴリーに入るそうで、今回はそちらで営業許可を取りました。
で、これはなんなのか。
もう15年くらい前なんですけど、荻窪の、当時通ってたアシュタンガヨガスタジオの近くにあったカルディで買ったピーカンナッツのお菓子が忘れられなくて、なんとか再現したものです。
名前はpican pekinだったかな、ピカンペキンなの?読めないんですけども、確かお店でイスラエルのお菓子だと聞いたのです。
紙箱に入ってて、ラベルの細部は中東の言語だかで全く読めなかったのですが、箱の正面にはハニーローストとでかでかと書いてた。
荻窪店では10個入りくらいの大箱を積んで売ってたのになぜか他の駅近のカルディではお目に掛かれなくて、翌週末のヨガまでそわそわと待って帰りに箱買いして自分でも食べまくり、友人にも配りまくったんです。
相当食べたはずなのに、何もかもがお恥ずかしいほどに曖昧なんですが、どなたか覚えてる方はいらっしゃいますでしょうか!
むしろ詳しいことを教えて欲しいです…。
そんなていたらくではありますが、味だけは、味だけはしっかり覚えてる!笑
かりかりで甘いんだけど、砂糖衣をかけた様子はないし、キャラメリゼでもないし、触った感じはさらさらのローストしただけのピーカンナッツなんだけど、明らかにそれだけじゃない甘さとコクがあって、なんなんだこれはー!!こんな美味しい豆菓子があっていいのかー!と雷に打たれたような感動がありました。
大袈裟じゃないんですよ…食に関することはいちいちリアクションがでかいんですよ…食いしん坊だからしょうがないんですよ。
何年か後に、アルミ袋で一瞬だけリニューアルしてたんだけど、そのときはキャラメリゼになってて、触った感じが変わってて残念だったのです。
さらさらだからこそ不思議でよかったのに!
で、あくまで最初に食べたさらさらのほうの再現をしようと思って、いつかオーブンを買ったときのためにとずーっと作り方を調べては妄想してたんです。やべえな。
で、2月半ばに幸運にもオーブンを購入できて、妄想ではなく実際に、再現の実験に取り掛かったのでした。
そこからは早かったですね…!
箱にはハニーローストと書いてあったものの、きび砂糖だけで作ることにして、工程も原材料も非常にシンプルな形で落ち着きました。
なんやかやで4月にレシピが固まってたいへん満足しました。
生きててよかったー!食い意地張っててよかったー!って思いました。笑
以来ほとんど毎日食べてます。かりかりうめえ。
おいしいものを食べます。