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記録する91(知らない土地を歩く、その他1本)

知らない土地を歩く

新しい場所に引っ越してきて、知らない場所を歩くことが増えました。その行為にだんだん慣れてきた気がします。特に東京都内では。知らなくても調べたら目的地がわかるのはとても便利です。また今どこにいるかもすぐにわかります。

前までは、その2つが揃っても空間把握が難しかったです。しかし、標識の見方や標識のパターン、都市におけるインフラの特徴を覚えることで、すんなりと目的地にいけるようになりました。

これが知らなくても行けるという感覚なのか、と少し驚きです。最初は通勤ですら迷っていたのに、今ではどんな場所でも迷わず行けます。

と、思っていると、今日は虎ノ門ヒルズで迷子になりました。

TOKYO NODE

虎ノ門に新しくステーションタワーができ、そこにTOKYO NODEという名前の場所が誕生しました。そこでTOKYO NODEのオープンイベントがあったので行ってきました。

ふらっと行っただけだったんですけど蜷川実花さんや落合陽一さんなどがカンファレンスに登壇していて、思った以上に面白かったです。森○ルの財力を感じました。

どうやら10月19日にも今回の対談がテレビで放映されるみたいです。気になる方はぜひ観てみてください。不勉強なせいでnodeの意味が分かってなかったんですけど、nodeは結節点という意味があるみたいですね。

虎ノ門は昔から大事な場所で東海道へ繋がる玄関口の役割があった話もされていました。今でも法、政治、経済の重要な拠点となっているのは、ちゃんとした由来があったんですね。

そういった、場所についての話や街についての話をしながら、虎ノ門という場所でTOKYO NODEはどうなっていく必要性があるのか、という話をされていました。都市をエンタメ化させたり、サイトスペシフィック性を高める必要もあるよね、と言ってました。

位置情報に関する代替可能性のなさみたいなのは面白かったですね。どこに何が存在していて、その中で何ができるみたいなのは、代わることができないのではないか、と言っていました。ただ代替可能性はないけれど、似た空間を別の場所で作ることは可能だなと思いました。

あまり場所性を強めてしまうと、都市に人口が集中しすぎて良くないです。地方でも人が生活したくなるようなことが今後は大事だと個人的には思っています。様々な場所で人が生活し続けないと、土地が死んでいきます。死んだ場所が増えるとさらに都市に人口が集中していきます。

都市以外に住むと場所にお金がないので生活が豊かになれない状態になっていきます。都市以外で住みたいのに、豊かな生活ができないから断念してしまうのは自由の侵害です。だれでも好きなことができるようになるには、どの場所も豊かで人がいる状態を作らなければなりません。

より人の平等を突き詰めるには、都市以外の発展にも注力する企業が増えるといいなと思っています。

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モンモランシーの通り
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