◇孤独①

孤独。
ひとりぼっち。

寂しいですよね、

お疲れ様です。
あめさきです。

「いや別にさみしくねーし」
って人も当然
いらっしゃると思いますが。
今は強がらなくて大丈夫です。

ふと、
ひとりでカフェへ立ち寄った際に
周囲の楽しそうにしている
カップルやグループ。
その雰囲気を羨ましく感じること
あると思います。

なぜ孤独を
「寂しい」と思い、
グループの楽しそうな雰囲気を
「羨ましい」と感じるのでしょう？

この答えは簡単ですね。
ご自身でもグループでいた時の
楽しさを体験し
その楽しさから満たされる
幸福感を知っているから
ですね。

そりゃみんなと居た方が
楽しいことはわかってるんだけど、
それでも孤独な時間を
自ら選択することってありませんか？
それとも積極的に
友人との時間を作ることに励んで
声をかけるタイプでしょうか？

ネガティブな要素に扱われやすい
孤独という題材ですし
わたしとしてはもっと
暗く悲しい孤独について
語りたいのは山々なんですが((

今回、ネガティブな話が大好きな
わたしにしては
珍しくポジティブなお話です。
ポジティブ孤独です。

その孤独感を埋める！

…とは限りませんが。

孤独を恐れることはなく
むしろ孤独の時間を選ぶことに
メリットがある
ということを
お伝えできたらと思います。

なので、
先ほどのように
「自分から好きで
　ぼっちになってるわけじゃない！」
と強がってしまいがちな方は
もう強がる必要はなく、
孤独な時間を選択することに
何も間違いや恥はありませんので
ご安心くださいね。

ただ、
ちょっと長めです。
お紅茶とクッキーのご用意を。

◆孤独のメリット

先にネタバレしておきます。

孤独な時間を選択する人は
知的な人・天才である可能性が
非常に高いです。

しかも科学的に証明されています。
よかったですね、

でもまだ
「可能性」ですのでね。
というのも、
孤独にも種類がございます。
今回はメリット、なので
こっちサイドであることを
心から祈っております。

では、
こっちサイドのタイプって
どんな特徴があるの？
ってところなんですが。

孤独な時間、
要するに
ひとりの時間。

ひとりの時間に
何をしているか。

これが最重要。根本です。

①自由 / 開放的であること
②静かであること
③頻繁に自問自答すること
④妄想すること

上記４点は全て繋がりがあり、
しかもこの①〜④が
自然とサイクルとして発生していると
なお良いですね。

①自由 / 開放的であること

友人からの誘いをいつも断れない方。
しかも
「その日に何も予定がないから
　断る理由もないし…」という方。

スケジュールを決めたり
食事の場所や種類を決めるのは
正直面倒なので
友人任せにした方が
楽チンって思っている方。

それはある意味
人に決められた道を歩くということ。

人と接する以上、
人との関係を悪くしないよう
人のことを考えて行動する。
当たり前ですし、
大事なことですよね。

ですが。
ずっとそのスタイルを
貫いている方は
一度その誘いを断ってみましょう。
断らない理由もないはずです。

というわけで断ってみてください((
これで自由になりました。

自由、且つ開放的な状態になることで
一つの事柄に留まらず
無限の選択肢が生まれ、
しかもそれをじぶんが何を選んでも
その選択を拒否されたり
相手の反応を伺う必要が無くなります。

可能性の枠を広げるという行為です。

友人や恋人に依存してきた方は
ちょっとこの機会に
「今日はじぶんの日！」と決めて
好きな時間にカフェへ出かけたり
カラオケで好きなだけ熱唱したり
いつも行かない場所へ
突発的ひとり旅！も悪くないと思います。

②静かであること

人と一緒にいると、
自然と発生する会話。

それは、人数が多ければ多いほど
会話の数も、声のボリュームも、
その声に含まれる感情や表現も
増加していきますよね。
これがまさしく
グループでいるときに満たされる
幸福感にも繋がるでしょう。

この時考えていることは
相手からの言葉の返事が
メインになっているかと思います。
何も考えていないで返事はできません。

「なんだ、じゃあ
　喋っていた方が
　脳みそは働くじゃないか」と
お考えかもしれませんが。

じぶんの考えることに
集中する場合はどうでしょう？

友人と一緒にいる間に
じぶんの考えなど
発生しないことがあるでしょうか？

そんなこと
わからない、ですよね。

むしろ友人といる間なのに
ふと、考え事をしていて
その姿を友人にみられて
「どうかした？」と
声をかけられたことがある方の方が
いらっしゃるのでは。

その瞬間に
あぁ、余計なことを考えていた、と
咄嗟に判断し、
友人には
「ぼーっとしてただけ！」
「なんでもないよ！」と。

この地点で
じぶんの考えていることを一時中断、
あるいは停止させてしまいます。
とてももったいないことなのです。

グループで居ることよりも
ひとりで居る時間の方が
考えの内容に柔軟性が高かったり
それによる良いアイデアも
生まれやすくなります。

何か集中して考えたい事柄が
あるという時は、
友人との時間を選ぶよりも
ひとり静かに考えた方が
問題解決の速度も増す、ということです。

③頻繁に自問自答すること

ネガティブさん朗報です！(笑)
危機回避能力の高い
ネガティブさんたちは
ほぼ常に考えていることでしょう。

「この先じぶんは
　どうなってしまうんだろう」
「じぶんはこれでいいんだろうか」
「どうして自分って
　こうなんだろう」などなど。

じぶんの周りにあるものや
環境のこと、未来のこと、
色々調べてみたり、
それによってじぶんの姿を
改めて知ること。
知ることによって
行動や判断が変化すること。

これは何を示しているかというと、
確かにじぶんはこの世で
たった１人です。
ですが、
じぶんのことや周囲のことを
改めて知ることで、
じぶんの未来には
１つの道を歩くだけではなく
他の道の選択肢や
それが影響を及ぼすであろう
数多くのシナリオの存在に気付けるのです。

最悪の結末しか待っていなかった
Aルートしか知らなかったのを、
まぁ少しまともなBルートや
そこよりは良いCルート、
そしてかなり状況を逆転する
最高のDルートも見えてくるはずです。

危機回避能力を高く持つ
ネガティブさんたちには
もはやこの各ルートの
シナリオ解放に関しては
何も難しいことではありません。

結局のところ問題は
「ルートをどう攻略するか」に
着目することにはなりますが、
ルートが１つしかない中で
間違えられない確実な選択をして
攻略をしなくてはならないという
状況に強いられてしまうよりは、
どんな状況においても
臨機応変に対応できるような選択肢や
覚悟ができた方が
柔軟性が高く、危機を回避し
問題解決に導くチャンスになります。

海外の心理学者の研究・実験で
じぶんの将来に常に不安を
感じていると答えた学生たちの方が
知能テストで高いスコアを出した、
という結果を出しています。
しゅごい〜

④妄想すること

妄想族さん朗報です！(笑)

妄想する方。
いらっしゃると思います。

中には
「そんな非現実的なことばかり
　考えていても
　実現できる可能性や
　生産性が無いじゃないか」と
真面目〜〜な方もいらっしゃいますが。

その考え方が
脳みその働きを
阻止させているわけですね。

だって
実現できる可能性や
生産性がないと
判断する根拠ってなんですか？

根拠があろうがなかろうが、
んなこと関係ないんです。
さぁ早速妄想してみましょう。

好きな人と結ばれたら
あんなことやこんなこと…
買った宝くじが当たったら
あれ買ってこれ買って…

いいですね、その調子です。

さて。
妄想の良いところというのは
イメージがどんどん広がっていく。
イメージが広がっていくことで
本来の物事のルールや常識など
微塵も気にせず脳みそが勝手に、
しかも気持ちよく働いてくれます。

それによって何が起こるか。

これまでになかったアイデアが
生まれるチャンスが発生します。

最初の妄想の段階では
ルールや常識に捉われていない上での
勝手な妄想という状態ですが、
長い時間・種類のある妄想による
様々なイメージの中でも
より現実的で、
ルールや常識の範囲内のものでも
可能性の高い選択肢や、
「他の人には考えられないのでは」
という発見に気がつくわけです。

妄想は
ひとりにしか
できないことです。

このチャンスは
①②③どの状態からでも
発展できる重要な機会です。

◆いかがでした？

孤独に対する考え方、
ちょっとは変わりました？

やはり海を越えた先で
心理学の研究や実験をされている
学者さんの発表というのは
おもしろいもので、
正直わたし自身もちょっと
洗脳された気分になりました。

しかしですね、
「へーそうなんだー」で
終わらせてしまっては
変化も発展もございません。

じぶんに縁が無さそうなことほど
ちょっと試してみたり
意識してみることで
柔軟性が高く、
ハイブリットな存在への
成長の可能性が開けるのだろうと
わたしは考えています。

ひとりの時間、
これからも大事にしてゆきたいものです。

さて。

孤独のメリットを
お話ししようとする
最初の方で

孤独にも種類がございます。
今回はメリット、なので
こっちサイドであることを
心から祈っております。

と、
書かせていただきましたが。

実は今回書かせていただいた
孤独とは
違った種類のものが
存在しております。

しかも
デメリットと表現するにふさわしい、
これこそもはや生産性などない孤独。

これについては後日
お話しようと思います。

特に経営者の方は
心待ちにされていてくださいね。