◇"こわい"ひと

みなさんにとって
"こわい"ひとって
どんなひとですか？

突然アレな質問で開幕です。
お疲れ様です。
あめさきです。

先日カフェで
書き物をしてたんですよ。
いつもnoteに書くような内容のものを。

すると横にいた女子たちが

「えぇ〜〜！？」

と大きな声で叫んだもので
まぁ、びっくりするじゃないですか。

それまではヘッドフォンをして
音楽を聞いていたんですが
やたら大きな声でお話しされてたんで
会話が耳に入ったのですよ

「それで■■ちゃんの浮気が
　とうとう彼氏にバレて！
　そしたら彼氏、
　めっちゃ怒鳴って
　近所迷惑になったんだって！」
「うわ〜〜彼氏こわ〜〜」

( 'ェ')

いや、
自分の彼女が浮気してたら
ふつうに怒らないか？
お前じぶんの彼氏が
いい女と浮気してたら
めっちゃキレるんじゃないか？

いや、怒らない人も
いるかもしれないですよ。
それこそ
「あぁおれにも原因があったんだ」って
凹んじゃう人もいると思うんです。
怒るに至らないというか。

って言ってもですよ。
怒るという感情表現を
選ぶ理由にあると思うんですよね。

それをなぜ人は
"こわい"と
思ってしまうものなのか？

というわけで。
客観視を意識した上で
じぶんの感じる"こわい"について
向き合って参りましょう。

◆怒りという感情

わたしは、ですけど。

怒る人を"こわい"とは
思わなくなりました。

こどもの頃の話、
じぶんが悪いことをして
親に叱られる・怒られると
まぁ、
親はすげえ顔するじゃないですか。
しかも大きな声で
「何やってるの！」なんて。

いや、
そんな大きな声で
そんな眉間にシワ寄せてさ。

そこまで怒らなくてもよくない？
って思うくらいの。

もうこれは

怒る＝こわい
になっちゃいましたよね。

でもそれが今となっては

怒る≠こわい
になったわけなんです。

難しいことではないので
根本を探ってみましょう。
なぜ怒るのか？

まず原因はなんだったのか。
わたしが悪いことをした。
うん、わかりますね。

では、
なぜ悪いことをしたら怒られるのか？

ここで人によって
色々な理由が想定できるかと。

①本当に悪いことなので
　二度と繰り返さないよう
　こどもに思い知らせたいから
②①のように感じているのだが
　どのように伝えたらいいかわからなくて
　感情的になってしまっているから
③まさかじぶんの子がそんな悪いことを
　するような子だと思っていなかったため
　パニックになっているから

などなど。

他にも理由は考えられると
思うんですけど、
この①②③がだいたい
考えられやすいものなのかなと。

この①②③には共通点があります。

じぶんの思った通りに行かなかった
という状況にあるというところ。

考えが甘かっただとか
じぶんから伝えるべき情報が
行き届いていなかっただとか、
それこそ愛情を注いできた
"つもり"になってしまってたとか。

どんな原因があるにしても
その状況に納得がいかなくて
感情的な"怒る"という行為に
至ってしまうんですね。

感情的になって怒る
というのは
相手を説得させたいという
強い思いの現れでもあると
解釈しています。

まぁ感情的になってしまうと
周囲の状況理解に時間がかかったり
感覚が鈍ってしまうものなので
怒る人も、怒られる人にも
メリットはほぼない、ですよね。
パニックになってしまうのは
それらの色々いっぱいのものが
頭の中を駆け巡って
整理ができない状態にあるのでしょう。

ただ、メリットがある場合。
怒られる人にとって
じぶんが怒られることの
根拠が明確であり
説得力がある内容だと気づけたら
反省だったり改善だったりして
相手との関係が悪化することは
ないと安心して良いかと。

お互いに理解しあえる
仲でありたいという気持ちは
ゼロではない、
ということがわかるんです。

怒っている相手にとって
怒られている人が
どうでもよかったら
「どうにでもなってくれ」と
「じぶんには関係ない」と
放っておくっていう
選択をする可能性が大きいです。

だって怒るだけ
時間の無駄ですからね。
もしかしたら生きていく上で
得をする事を伝えてしまうかも。
どうでもいい人に
そんなお世話する必要
ないですものね。

そう思えるようになると
怒っている人に対して
微塵も"こわい"などと
感じなくなります。
おもしろいもので。

原因不明なのであれば
「何か困惑しているんだな」
と解釈できるようになるし、
もし原因がわかっているならば
「解決したいんだな」
と理解も至ります。

怒っている相手は
感覚が鈍ってしまっているので
まず冷静になって
しっかり判断すべきは
怒られたあなた、でしょう。(笑)

◆本当に"こわい"人

まぁ怒ってる人は
確かに"こわい"に
繋がる要素もわかるんですけどね。
的確な表現方法として
"こわい"という言葉が
最適なだけなのかもしれないし。

(でも表現力が乏しいというのは
　共感能力や感情知性が低いとも
　判断できてしまうので。
　と、また脱線しそうなので
　そこに関しては後日に…)

ただ、わたしの思う
本当に"こわい"人というのは
それまで話していた怒る人の
存在すらちっちゃくするような
そういう存在だと思っています。

本当に"こわい"人は

詐欺師です

私益だけを最優先に考えて
周囲の関係者や獲物に対して
言葉巧みに操り、騙し、
好都合に利用した上で
自身の望む環境を手に入れる

いや、
こわいですよ本当に。

詐欺師、なんて書き方しましたけど
まぁぴったりな表現だと思っています。

要するに
じぶんのメリットしか考えない上に
人のことをモノ扱いする人ですね

確かに仕事でも必要な技術だと
感じられる要素もあるでしょう。
営業とか。
お客さんや上司に
気持ち良いサービスの提供をして
それを売上や開発に貢献する。
これだって、相手からの
同意を得られない限り
前進できないものだったりしますよね。

でも今は営業さんのことを
微塵も考えなくていいです。

あなたのことを
好都合に利用して
好都合な関係のために
好都合な言葉を使い
好都合に操って
好都合な環境を
構築しようとするやつだと
思えばいいです。

そいつが怒るのは
全部がバレた最後だけです。
思い通りにならなかったんですから。

それまではずっと
あなたには笑顔で優しく
接してくることでしょう。

ちなみにわたしが感じた
他人の「利用」については
こちらのnoteにて
お楽しみくださいませ(((

◆解釈できたもん勝ち

本当は誰が悪かっただとか
そんなことは知ったことでは
ないわけですけども。

相手を怒らせてしまったなら
その怒りが理不尽なものなのか
ちゃんとした根拠があるものなのか

また、じぶんから
怒りという感情を抑えきれないと
運よく気が付いたら

相手とどういう関係でありたいか
その怒りの原因を
解決したいのか否か。

それを考えて解釈できた方が
賢く、人との交流も
きっと信頼感のあるものに
なってくれると思います。
ケンカもいいと思います。
意見がぶつかるっていうのは
理解を求めている証拠です。

相手のことを
大切にしたいなら
大切にしたいと
お伝えすることを忘れずに。

ただ、
詐欺師だけは
お気をつけくださいね。