NHKの番組、けっこう面白いよ。
先日、家族で食事したときに
「NHKの受信料回収は、国営事業としてやってほしい。
つまりは、税金と同じように、国から支払義務を課してほしい。」
と、兄が言っていたんです。
まぁ、国が大学の経営までも切り離していっているような国には
到底、無理な話だということを私が返して終わりました。
でも、大人になってから私は
「NHKの番組、けっこうオモシロイなぁ」と思っているので
一人暮らしをするなら、受信料は支払っても良いかなと思っています。
(年間で2万近く取られるようですが・・・)
では、そんなわたくしから、NHKのおススメ番組
ちょうど昨日、『総合診療医 ドクターG』という番組があって
個人的には、面白いのもあったし、良い勉強になったんですね。
http://www4.nhk.or.jp/doctorg/
この番組、スタジオに本物の研修医が3名いるのですが、
患者を診察している映像(医者目線の映像)をもとに
研修医と教授が、患者の症状を(映像で)見て、カンファレンスを行い、
クイズ番組のような感じで、研修医が病名や原因を探っていきます。
教授は、研修医に考えさせるために指導をするような感じで
引っ張っていくんですね。
要は、臨床的に考えていくような番組です。
今回の内容は、「不登校になった高校生の診療」でした。
診断結果は「起立性調節障害」かと思いきや、
「鬱っぽい症状」と「甲状腺機能亢進症」からの「周期性四肢麻痺」
という診断。
色々な病気が絡みあっていたんですね。
とても専門的な病名ですが、もちろん丁寧に説明してくれます。
番組として素晴らしいと思ったのは
・「専門的に考えて診断を下す過程」を一般人が見れる
そのことから、「医者に頼る意味」が分かる
・「病は気から」ということを大切にしながら診察していた。
(データだけから判断しないという姿勢の医療)
⇒一般人でも、やぶ医者の見分けが分かってくるのでは??
・「医者が研修医を育てる過程」を見れる
などです。
あとは、
「不登校の3~4割は、
起立性調節障害によって引き起こされている」
というデータがあるようです。
実際に不登校になった人を対象にしたアンケートでも
「体が急におかしくなった」「親に分かってもらえなかった」
という声があったとのこと。
【学校に行きたくても行けない→生活が乱れる→鬱症状も出る】
といった不登校への流れが出来上がってしまう怖い病気なんですね。
「こうしたことも多くの人に知ってもらいたいな」
と思うばかりです。
ということで、書いてますが。
小学校の授業でもNHKの教材を使っているところはありますし、
やはり「教育テレビだな」と感じます。
『LIFE』というお笑いのコント番組も好きですし、
『クローズアップ現代』も、
文字上では分からない(伝わらない)社会を見ることができるので、
良い勉強になります。
ということで、いろいろとNHKの魅力を伝えてはきましたが、
記事を書き終えた今は
「受信料取るなら、全てのオンデマンドも無料にしてほしい」
と強く思っているところです。笑
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