保育(子育て)問題
昨日の深夜、久しぶりに『朝まで生テレビ』を観ました。
「激論!女性が変える?!ニッポン」
全体的には、女性の雇用や子育ての問題で。
男女で比較しての議論もあったんだけど、
そもそも生物学的に違うので、思考も違ってくるのは当たり前なんですよね。
ちょっと その点が抜けていて、一般人からの電話アンケートで
「男性と女性とで、どちらが得?」という質問を設定しているのも
「ん~、意味ない」という感じでした。
で、
子育てから保育問題に話が発展していったとき、
「保育園の問題って、都会だけじゃないのかな?」
と思いまして。
保育士や介護士の雇用問題は国に求めて良いところだけど
保育園に入れるかって問題は
現状、自治体の計算が甘いところがあるからです。
保育園を増やしても
それを聞いて移り込んでくる(引っ越してくる)人たちがいて、
結果、保育園に入れない人が溢れかえるというのが
世田谷区の現状なのだそう。
そして、未だに都会で暮らすことにこだわる人たち。
都会で暮らしたいのであれば、
もっと「暮らす環境」「子育てする環境」について考えなら
所帯を持たなければいけない時代です。
でも、雇用の問題が邪魔してくるのが大きな問題なんですよね。
私自身は、都会で暮らしてきて、
お金がかかることにストレスを感じてきていますし、
生活環境としても、田舎暮らしの方が合っているに違いないと思って
今年の夏から島根に移住します。
もちろん、そこでの結婚や永住も視野に入れていますよ。
既に結婚されている方、ご家族をお持ちの方でも
これから住む場所を変えていくことはできると思うのです。
「何を優先にしていくか」ということなのでしょう。
これについては、「雇用」の話になるので、別の機会に。
ミクロ視点とマクロ視点
あと、重要な意見だと思ったのは
「言語やコミュニケーションの発達として、早い段階で、
集団や家族以外の人との関わりを持たせることを
重要視していく必要もある」
「社会の空気感」というところ。
保育の議論って、仕組みだけ問われるんですけど
「子育て問題」を「社会の問題」としてとらえる時には
この2点は、とても重要なものになるんです。
要は、個人レベルでの問題が
いつの間にやら社会問題になっているんですね。
そして、それらの問題を
女性に理解を示していない(というか知識が足りない)男性たちが
解決しようとしても、根本的な解決にならない。
そして、もっとややこしいのは、
女性の中でも、意見や考えが異なる点です。
これは、女性の生き方の価値観や能力にもよります。
「働きたいと思う女性は増えている」とは言いますが、
「バリバリ働きながら子育てをしてみせる」
という自信がみんなにあるわけではありません。
ということで、
女性議員・専門家からの説明や考えに加え
一般女性もどんどん意見していくことが出来る今回の討論は、
とても意味のあるものだと思いました。
これを討論で終わらせずに、
街づくりのなかで子育て環境も作っていける地域・自治体が
変わっていくんでしょうね。
仕組みづくりと意識改革。
この2点を切り離さずにいければ、よい社会を作っていけると思います。
あー、私もやってみたい。。。(他の改革が優先なので、スミマセン...)
50歳くらいになったら、やってみようかな。