花なんてもらっても仕方ないでしょうから
役職定年を迎え一旦の区切りを迎える上司に向けて、メッセージとプレゼントを送りましょう、となった昨年度終わり。
通常は若手が取りまとめるところなのでしょうが、なかなか出社して集まることもできない状況のため、先輩がみんなの意見をまとめてプレゼント購入をする所まで実施してくださりました。
そのやり取りの中で、とても気になってしまったのが、先輩がTeamsに投稿したこの一言です。
「また、花なんてもらっても仕方ないでしょうから、ご家族で召し上がっていただけるようにチョコレートも購入しました。」
あれ・・・
花なんて・・・
仕方ない・・・?
「花束なんていらねえ、、、花瓶がねえ、、、置き方がわからねえ」
っていう考えがあるのは全然受け入れられるんですよ。
人それぞれだし。
でも。
「今回は花束ではなく、ご家族で楽しんでもらえるようにチョコレートを選択しました」
とも言えると思うんですよね。
「仕方ないでしょうから」
って個人的に引っかかってしまったんですよね。
上司も花束はいらないというタイプかもしれないし、
プレゼントを買っていない人間がとやかくいうことではないのは百も承知です。
だったらお前が買いに行けと言われることも百も承知です。
ただ、花なんて仕方ない、と言い切られるのがすごく悲しかったんです。
直接聞いていたら聞き過ごしていたかもしれないし、
文字で見たからこそ強烈に感じてしまったのかもしれません。
でも私は、
「今回においては、チョコレートがより良いと判断しました」
(花が仕方ないのではなくて)
そういうふうに伝えられる人でありたいなと思ったのです。
この些細な事件を通して、
ああ言葉って大事だな〜などと思っている自分を再認識しました。
せめて、「お花」だったら、
もう少し私もむすっとせずにいられたかもしれません。
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