サイバーエージェントが次に狙う市場
こんばんは、エルモです。
先週から企業の決算ラッシュが続いており、サイバーエージェントも決算が発表されていたので、サイバー関連で思うところと、今後伸びそうな市場(=サイバーがゲームの次に狙っているであろう市場)について書いていきます。
サイバーエージェントというと、デジタルの広告代理店というイメージが強いかもですが、だいぶ前から「インターネットを使ってお金を稼ぐ」会社に変貌しています。
それなりの大資本がネットで稼げること全般にフルベットしているわけです。
とはいえ、デジタル広告代理店No.1でもあるのは間違いないので、広告関連のマクロ環境を把握するために、良きベンチマークにもなります。
そんなサイバーエージェントの最新決算の概要がこちら。
それぞれ、私の勝手な解釈で3つの事業を、簡潔にまとめると以下の通りです。
■広告事業(鉄板-持続可能的)
・toBビジネス
・一番最初の事業であり、売上も利益も手堅く確保できる。
・ただし、労働集約ビジネス型のマージンビジネス。
・アップサイドは限定的。とくにこの1年は頭打ち傾向。
■ゲーム事業
t・oCビジネス
・自社ビジネスで、売上アップサイドも大きい。
・射幸心ビジネス。
・収益はヒット依存で、変動が激しい
■メディア事業
・toCビジネス
・最も、中長期で考えているであろうビジネス。
・自社ビジネスなので、売上アップサイドも大きい。
・スポーツコンテンツに謎に力を入れすぎ。
サイバーの事業は本当に全方位にリスクヘッジがされていて、toBで手堅く稼ぎつつ、toCでドデカい一山当てる商売の体制が整っています。
ですが、今回の決算では、「広告事業は曇り、ゲーム事業は雨模様、メディアはまだ種まき段階」と、2つの屋台骨が厳しいなか、次のビジネスも花までは開かず、という感じです。
とくに四半期単位で100億単位で営業利益をあげていたゲーム事業が赤字に転落した影響が大きいです。
多くのビジネスは、毎月ある程度売上が見込めるので、コストカットで利益を創出することができると思いますが、ゲーム事業は別です。売上変動が大きい中、どう利益を捻出していくのか、注目したいですね。
サイバーが次に狙っているであろう市場
さて、今日の本題ですが、広告、メディア、ゲームの次に、サイバーが狙ってそうな射幸心ビジネス、についてです。(あくまで私の憶測ですが・・・。)
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