仕事の『先延ばし』を防ぐ1つの視点
こんばんは、エルモです。
今日は、「仕事の先延ばしを防ぐ一つの考え方」についてご紹介したいと思います。
短期報酬に食いつく残念な脳
先日、とくさん(@nori76)が「先延ばし」について、とても考えさせられるツイートをされていました。
やるべき仕事を"つい"先延ばしにしてしまう理由は、指摘されているように、本来はロスを生むはずの先延ばし(仕事の未着手)が報酬として機能してしまっている説を、僕は大いに支持します。
似たような話は、他にたくさんありまして、
・眠くなると分かっているのに、カレーやラーメン大盛りを頼んでしまう。
・翌朝スッキリ起きれないと分かっているのに、つい深酒してしまう。
・朝目が覚めて、疲労はほとんど回復しないのに、つい二度寝してしまう。
といったように、中長期的な利益と目先の利益が逆方向のベクトルの場合、脳は本能的に目先の利益を過剰評価してしまう傾向にあるため、私たちはその場の快楽を選びがち。
仕事の先延ばしも短期利益の追求として、ついやってしまいがちな行動として当てはまるのではないでしょうか。
しかも、先延ばしはよりめんどうな側面を兼ね備えているように思います。
仕事の完遂が、数時間、数日、数週間、下手したら数年と、得られる報酬(快楽)が非常に遠いのに対して、先延ばしはその都度、報酬(快楽)が得られるようになっています。
早朝:「10時すぎたらやろう」←快楽GET!
朝:「昼過ぎになったらやろう」←快楽GET!
昼:「んー、夕方になったらやろう」←快楽GET!
夜:「もう明日でいいや。」←快楽GET
以下、無限ループ
といった具合に、その都度快楽が得られるようになっているので、より快楽に対する報酬系が強化される気がしています。(心理学専門ではないのであくまで推測ですが、1日に1度しか通知が反映されないSNSと1日に何度も通知が反映されるSNSでは後者がSNS漬けになるのと同じように、快楽を感じられる機会が多いというのは重要なのではないかなと思っていあmス。)
ここからが本題で、この先延ばしをどうやって回避するか?という話です。
大きく方向性は2つで、
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