集中力を高めるたった1つの方法
集中力とは、「深さ・長さ・早さの掛け算である」
トマルさんがtwitterで紹介されていたツイートが妙に刺さりました。
集中力に関しては「深さ・長さ・早さのかけ算である」というこちらの表現が最もわかりやすくて何度も立ち返ってる。
— トマル (@maru_maru_ir) July 21, 2019
『左ききのエレン』3巻より pic.twitter.com/r5Xhpsjzcv
集中力が低い原因はこの3要素のどれかが、足枷になっているということ。
-深い集中状態にならない
-集中状態に至るまでに時間がかかる
-集中力が持続しない。
逆に、理想の集中力とは「深く・深く・長く」集中できることです。
集中力×時間を軸にとり、グラフ化するとこのようになります
良い集中力とは言えないパターンは3つに分類できるわけですが、この悪い集中力パターンは、どれも原因が1つに集約されると思っています。
その集中力を高められない悪因は、ずばりノイズです。
1つのことに向き合うことが、集中力の源泉
現代人は、四方八方からのノイズを受け過ぎています。たとえば、せっかくnoteの記事を書こうと決意しても、電話やメール、SNSなど多くの邪魔が入ります。
ぼくの仕事中の集中力を図にするとこんな感じです。
メールやSNSだけではなく、記事を書き上げるために調べゴトをしても、集中力はゼロに戻るのが特徴。ノイズの影響で、意識が別のところに飛んでしまうと、せっかく高まろうとしていた集中力もまたイチから再スタートです。
400以上のプロジェクトを同時並行的に進めている、僕の大好きなデザイナー佐藤オオキさんも、自著でこのようにおっしゃっています。
たくさんあるプロジェクトを混乱なく進められる理由の一つは、私が常に「目の前の仕事だけに集中する」ことを習慣づけているからではないかと思います。
〜中略〜
ですから仕事をするとき、私は必ず一つの案件だけに集中します。400件のプロジェクトを抱えていても、頭の中にあるのはそのうちの一つだけで、399件のことは忘れています。そして、一つの案件を処理したら、それもスパッと忘れて次の仕事に移っていくのです。
数百の仕事を抱える世界のトップデザイナーにとっても、仕事に集中する秘訣も「目の前のたった1つのことに取り組むこと」なんです。
では、どうすれば1つのことに集中できるのか?
では、実際に目の前のことだけに集中するにはどうすればいいのでしょうか。
ポイントは、「ノイズを入れない、欲しない」です。
具体的な方法論に落とし込むと、以下の2つになります。
☑外的要因が一切入らない環境を整える。
☑やるべきことを明確化、手順も明確化させる。
一度メールをチェックしたり、電話対応をしてしまうと、上がり始めた集中力もまたゼロから再スタート。自分では、twitterのタイムラインを見ながら記事を書いても問題ないと思っていても、一度SNSを開いてしまったら最後、また執筆に向けた集中力はゼロから高めないといけません。SNSの場合は中毒性があるので、1回見てしまうと2回、3回と続き、一生高い集中力に至らない傾向にあります。
次に、目の前の作業に集中するために、段取りと必要な材料(主に情報)は手元で把握しておくことも大切です。
記事を書きながらその都度情報を調べる、仕事を進めながら分からない点があれば先輩に質問する、なんて工程は集中力を妨げる要因。仕事の全体像をある程度把握して、ゴールから逆算して必要な情報を集める。その情報のユニット同士をつないでいく。考えるために情報集めをしていては、一生深い思考に入ることもできません。
これは料理にも似てますね。
レシピ本を一読し全体工程を把握→材料を手元に並べて→手際よく調理を進める。
と段取りよく料理をすることで、良い集中力で調理ができますよね。
まとめ
今日は、己の集中力を阻害する要因と、集中力を高める2つの方法について書いてきました。
ポイントは、「ノイズを入れない、欲しない」ことで、その方法論が
☑外的要因が一切入らない環境を整える。
☑やるべきことを明確化、手順も明確化させる。
目の前のことだけに集中しているのは、佐藤オオキさんに限らず、トップアスリートやビジネスマンも同じことです。1つ1つの作業と向き合い、仕事を前に進めていく。高い集中力によって、1つ1つの仕事の質・スピードに違いが生まれ、人より抜きんでた結果をもたらしているのではないでしょうか。
本日のnoteが、何かしらの参考になれば幸いです。
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