プロセス・エコノミーで一般人が頭角を現す方法
こんにちは、広告屋のエルモ(@elmo_marketing)です。
先日、こんな記事を見つけました。
これからは結果(最後のアウトプット)ではなく、プロセスが経済になるかもしれないよと書かれています。要は、過程もマネタイズポイントになるって話です。
なるほどなるほど。
プロセスエコノミーは来そうというよりも、もうすでに来ていると僕も感じます。ただ、プロセスエコノミーに対する僕の感想はこちら。
個人的な予想では、プロセスエコノミーはハイアウトプッターの副業になり、インフルエンサーと一般人の格差拡大装置になるんだろうなと見ています。身も蓋もない残酷なエコノミーです......(笑)
今日のnoteでは、
・なぜプロセスエコノミーは格差拡大装置なのか?
・ぼくら一般ピーポーが勝ちあがる方法はないのか?
について考えてみます。
プロセスの可視化に必要なのも結局はアウトプット
プロセス経済というのは、作り手が創作する最終作品ではなく、進捗の可視化が価値になるということ。ここで抑えておきたいのは、「進捗の可視化=小刻みなアウトプット」という点ですね。
しかも厳密には、作品作りに向けて進めるのと、進捗の可視化では、必要な労力が違ってきます。他人に見せるためにコンテンツ化する必要があるのです。
ちなみに、既に結果を出されている人たちはほとんどがハイアウトプッターです。凡人がnote1つ書くのに一週間かかる間に、note7つと他連載記事もバンバン納品したりしています。
ということで、量を出すのが苦ではなく、編集力に長けたハイアウトプッター(既存のインフルエンサー)がちゃちゃっと小刻みなアウトプットを量産し、プロセスエコノミーも持っていくんじゃないか?というのが僕の見立てです。
1カ月でnoteを1記事しか書けない人が、そのアウトプットをプロセス化しても目に見える進捗がほとんどないじゃないですか。これは、マンガや動画コンテンツも同じだと思います。
※余談:作業配信サービスはスゴイ!
けんすうさんが新しく出された作業配信サービスは、初めて聞いたときシンプルに「これスゴ!」と思いました。というのも、プロセス可視化にかかる労力をゼロにして、プロセスエコノミーを作ろうとしているからです。
要は、誰でも手軽に参入できます。
さらに言うと、人って「自由に何をやってもいい」と言われても困るじゃないですか。なので、tiktokやtwitterのライブ配信でも同じようにコンテンツ配信の場は整っていたと思うのですが、改まって場を設けることで人が動くものだなぁと感心しました。何をしていいのかが明確で、かつ場が設けられているってそれだけで価値なんですね。
ということで、作業配信サービスが広がると、面白いなぁと思います。
プロセス・エコノミーで台頭する方法
ここからは、僕が考えるプロセスエコノミーで台頭する方法論について書いていきます。
メチャクチャ身も蓋もない話なんですが、プロセス・エコノミーで価値提供をできるようになるには、アウトプット(最終作品)で何かしらの注目を浴びる必要があります。
たとえば、好きなマンガ家さんの作業風景を見たい!とか、キンコン西野さんの映画作りの過程を見たい!とか、けんすうさんのマンガサービスアルのプロジェクト進捗を間近で見たい!のようなプロセスへの関心は、そもそもアウトプットで注目されないと生まれないんです。
つまり、「アウトプットエコノミー→プロセスエコノミー」に進むからと言って、プロセスエコノミーにショートカットして参入することはできません。
ということで、プロセスエコノミーで台頭するには、何かしらのアウトプットエコノミーで注目される、価値を提供する必要があります。
※プロセスエコノミーに入る方法※
・なにかをする
↓
・アウトプットエコノミーで注目
↓
・プロセスエコノミーに参入
というのが、個人がプロセスエコノミーに入り込むための、王道プロセスなんですね。(本当に身も蓋もないです・・・w)
で、最初の「なにかをする」が重要なんですが、、個人的に以下の3つがポイントかと思います。
①アウトプット多産家になる
②極限までカテゴリーを絞る
(→カテゴリーを区切るほどNo.1になりやすい)
③新しい分野が出てきたら乗っかる
(→先人がいないのでNo.1になりやすい)
これから後発で戦っていく以上、数を打てる多産家であることは才能に恵まれた天才さんを除くと絶対条件。質で敵わない相手には量だけでも勝るべきです。
②と③ですが、どちらの狙いも、ある分野におけるNo.1パーセプションを獲得することになります。
「このことだったらあの人」というNo.1想起を得られたら、必然的に「この人のアウトプットプロセスを見てみたい」という気持ちが湧いてきます(湧いてきてほしい・・・・)。これができたら、無事プロセスエコノミーに参入できるんじゃないでしょうか。
(あ、10行くらいで簡単にまとめてしまいましたが、そんな簡単な話ではないと思います。)
ということで、プロセスエコノミーで台頭するための方法は、イチにもニにもアウトプット量を増やし、人から見られる機会を増やすことです。
まずは、水面に顔を出しまくりましょう。
そうすれば、エサがとんできますよ。
おしまい。
プロセスを価値に変える方法をもっと具体的に知りたい方は、このnoteも読んでみてください。