ステージが紡ぐ物語【虹ヶ咲5thライブ感想】

こんにちは。たるチョコです。

虹ヶ咲5thライブ～虹が咲く場所～ 合計4公演お疲れさまでした。
同時視聴会や後夜祭生放送も終わり一区切りとなるタイミングなので、自分の整理も含めてnoteに感想を書いていくことにしました。

自分にとって特に強い想いのある曲を中心に話していきます。
よろしくお願いします。

『Infinity！Our wings!!』

衣装はパンフレットで事前に見ることはできましたが、ライブで見てもやっぱりとても可愛い衣装でした。ぽふぽふのアニマルグローブは同時視聴会などでもよく話題になっていたと思います。

この曲は公演を重ねることでパフォーマンスが進化した特別な曲で、それが2番のせつ菜パートです。CDCS公演day1では歩夢としずくの立ち位置もダンスをする距離がありましたが、day2からはそれもお構いなしにせつ菜の肩に手をかけるようになり、A・ZU・NAの絆と近さが強調されるようになりました。
物理的に距離が近くなることで歌詞の意味もより強くなるライブならではのシーンだったと思います。
CDCS公演day1であぐぽんがともりるをポフポフしていたのはリアクションを見る感じアドリブ。NT公演day2全体の細かい演出の変化へ至るキッカケがこの曲でのあぐぽんと歩夢ちゃんの優しさから生まれたのではないかと思うと、5thライブの中でも特別な曲だと感じます。

『TOKIMEKI RUNNERS（TVアニメ挿入歌Ver.）』

個人的にはAqours時代がトラウマでライブでの生演奏は苦手でしたが、今回はアニメ中にライブでピアノを弾くシーンがあったので、相応の演出があると覚悟をして臨みました。結果的にも4公演乗り越えることが出来てとてもよかったです。
NT公演day2は席が前の方だったので暗転中の2階ステージを近くで見ることで少し微笑ましくもなりました。

NT公演day2はともりるもステージでパフォーマンスをしてくれました。
個人的には『infinity～』からの着替えの都合もあるのかなと思っていたので、気づいたときは（今までは出てなかったよね！？）と内心とても驚きました。
色んなMCやキャストの感想を聞いていると、居ると居ないが全然違うこと、居るからこその良いことがたくさんあることを感じます。

『Poker face＆お願い！Fairy』

ツイッターなどの感想を見てうなぎ登りの評価に感動しています。
曲自体の懐かしい雰囲気を活かした昭和アイドル感のあるパフォーマンスが印象的でした。スタンドマイクやかわいく振り付けなど初見でもしっくりくる感覚があります。体を揺らす振り、手を挙げる振り、ジャンプで近づく振り、顔に腕を巻き付ける振り、どれも可愛い振り付けでした。
センターで歌うあぐぽんはそのスタイルの良さがCDCS公演アンコールのショーパン衣装でより引き立っていて特に素晴らしかったです。表情も曲に合わせて頬を膨らませたり、いたずらっぽい顔やウインクで決めポーズをしたり、表情も豊かでどれも可愛かったです。
演出も振り付けもどれも可愛くて元々思い入れのある曲がさらに大好きになりました。
ユニットファンミでjealousyのお便りが読まれてから一年足らず、曲もライブのパフォーマンスも素晴らしいものになってとても嬉しいです。5thライブではCDCS公演のみでの披露だったので、A・ZU・NAユニットライブでの披露が今から楽しみです。

『永遠の一瞬』

今までの虹ヶ咲の振り返り映像と「いつだって、いまが最高！」の言葉と共に、初公開の衣装で、スクスタshort版からいち早くfullバージョンの解禁となったこの曲。演出面でμ's・Aqoursのどぅーむライブや劇場版を思わせる要素が多くありました。アニメのA・ZU・NA回から過去シリーズの匂わせみたいな要素を感じていましたがオールスター作品であるスクスタの曲ということで、よりその雰囲気が強調されている気もします。
スクスタで実装された当時から、タイトルが『MOMENT RING』を思わせるものだと思っていましたが、今回の5thライブでは『僕たちはひとつの光』から「いまが最高！」のフレーズを持ってきたり、衣装が『A song for You! You? You!!』や『Thank you, FRIENDS!!』を思わせる白ベースのドレス姿であったり、まるで今にも終わりを迎えると言わんばかりの演出のオンパレード。
初披露日のNT公演day1でなっちゃんから「まだまだ終わらない」とMCがあったにも関わらず、それを上回る勢いの終わりそうオーラでした。

スクスタ実装当時から、「まだこの曲を歌う時期じゃない」と感じていましたが、ライブで披露されても相変わらず「まだ終わって欲しくない！！」という気持ちが募るばかりです。
でも、ライブの演出や衣装などもあって、大きな節目を迎えるための曲がこんなにも似合うようになった虹ヶ咲の軌跡に一つ感動を覚えました。
既に色んな発表がされている通り、まだまだ終わるつもりは無さそうなので安心してこれからも虹ヶ咲を応援していきたいですね。

曲としては歌割りがかなり多くのパターンがあったのが印象的でした。
ユニットを思わせるパート、歩夢とミアのウサギ🐰コンビ、しずくと愛の振り付けなど、定番から新しい組み合わせまで色々あって面白かったですね。

『Hurray Hurray』

元々大好きだった曲で、さらに大好きになった曲。
侑ちゃんもいるライブで原曲9人版を見たいを思っていたのでCDCS公演でまずそれが達成されたことが嬉しかったです。(ほーみんありがとう)
演出もミニフラッグを振ってのパフォーマンスが曲にピッタリでよかったですね。ワイパーやフラッグウェーブなど振り付けも見どころたくさんでした。
CDCS公演だと衣装がショーパンだったので、個人的には学校の体育祭、応援合戦の様子を連想しました。お揃いのクラスTシャツに体育の短パンの組み合わせでそれっぽくないですか？まさに青春の一ページを見ているようでめちゃくちゃにエモかったです。

NT公演では12人歌唱の13人バージョンの披露。
CDCS公演の9人版を経てからこちらの演出を見せてくれてよかったです。侑ちゃんは身長ほどの大きさのフラッグをもってまさに応援団長としての姿が侑ちゃんらしくてとても良かったですね。
アニメ2期のストーリーと今回のライブで曲の持つ意味も大きくなり、12人バージョンもCD収録されて、これからどんな扱いになるのか注目したい曲の一つです。（この文章を書きながらユニットライブでも採用されそうだと思ったり……？）

『Future Parade』

サビのLLワイパーはSDSリスペクト。

前半の挿入歌パートは少し順番が変われど4公演共通で披露。最終日のみダブルアンコールの曲としてもう一度出番がありました。
1期の『夢がここからはじまるよ』がラスボス戦の曲、2期の『Future Parade』がエンディングの曲だと思っていたので、この曲でグランドフィナーレを迎えて完璧だぁなんて思いました。
武蔵野の森ではアンコール前のラストが『Love U my friends』で本当の最後が『TOKIMEKI Runners』なのもリアル1stを踏襲するようで良かったですが、当時は無かった"ダブルアンコール"で"未来"を冠するこの曲を持ってくるあたり、虹ヶ咲のセットリストには信頼しかありません。

挿入歌パートでの制服風のお揃い衣装も良いですね。サビで二人ペアが腕で虹を架ける振り付けも好きです。
アニメでは侑ちゃんの舞台裏ピアノに印象を奪われましたが、CDで聴いたときから圧巻の迫力だった栞子ランジュミアのソロも順番に立っての歌い上げでインパクト抜群、求めていたもの以上のモノが出てきた感覚です。ダブルアンコールだとステージのわちゃわちゃもありつつ立てるところは立てる(そして乗っかる)周りのメンバーも印象的でした。

あぐりるの話

あぐぽんとともりるがひたすら尊かった…………！！！！！
最終日はともりるの動きにこの日だけのモノがあるのは『TOKIMEKI RUNNERS（TVアニメ挿入歌Ver.）』でもそうでしたが、アンコールの『TOKIMEKI RUNNERS』も、ラスサビ銀テープ以降が全員集合になりました。
みんなそれぞれに抱きしめ合う姿や、あぐぽんがともりるの涙を拭うシーンがあるなど既に5thライブの集大成として感動的なシーンでしたが、ダブルアンコールの『Future Parade』では二人が長時間手を繋ぎ続けるシーンもあり、二人の絆の強さを感じました。ここでは他ではなかなか見ないほど長い時間手を繋いでいたので驚きと感動を同時に味わいました。
CDCS公演day1から『Infinity！Our wings!!』で2人のやり取りがあったからこそ、ここまでのシーンが見られたのでは！？と思ったりして、二人が同じユニットで良かったと心から思いました。
スクールアイドルとしての物語が印象的なところやグータッチなど手が印象的なシーンが歩夢とせつ菜にはあるので、その二人のキャストがステージでずっと手を繋いでいるのがより自分に深く刺さったポイントですね。
感動的なシーンを見せてくれて本当に感謝の気持ちで一杯です。

おわり

A・ZU・NA曲、全体曲の一部について感想を書かせていただきました。
ライブで付与される物語・文脈も素晴らしいものですね。

これでアニメ2期・5thライブは一区切りして、これからはユニット関連や「にじよんアニメーション」に向けて、まだまだ止まらない虹ヶ咲をこれからも応援していきたいと思います。
A・ZU・NAユニットライブ絶対現地で観るぞ！！！

最後まで読んでいただきありがとうございました。