AZU CHOCOLATE
店名:アズチョコレート
種別:BEAN TO BAR
地域:ベネズエラ
東京チョコレートサロンに出店していた『AZU CHOCOLATE』の備忘禄です。滅多にお目にかかれないサバネタ産カカオがありました。チュアオと並びカカオ豆としては超希少で高品質。今年試食した中でもかなり印象的な1枚でした。
1885年に設立されたハシエンダサバネタ農園はヘンリーピッティエ国立公園の熱帯雨林に位置します。カリブ海のそよ風が吹く農園を囲む気候のおかげで、世界基準を超えるカカオを栽培。農業管理は自然と完全に調和しており、作物には農薬や農業機械化がされていません。カカオ豆の加工方法は16世紀以来この地域の歴史的伝統の一部です。
タブレットは写真より赤みがかっています。最初はきのこ系(マッシュルーム)⇒アルコール系(バルサミコ)⇒柑橘系(柑橘のわた)⇒柑橘系(かなり鮮明な日向夏かな)⇒ナッツ系(パン)の風味かな。最近テイスティングを怠っていたので酸味の判別が悩ましい。
わりとシンプルなタブレットなのに複雑なテイスト展開でした。60%以上の高カカオのタブレットもラインナップとしてありましたが、試食の結果60%が複雑なテイストを感じられ、一番好みでした。国内販売は催事の東京チョコレートサロンだけですが、手広くやるバイヤーがつけば今後バレンタインの催事や通販などの国内販売もあるでしょう。
大変美味しいタブレットです。
ごちそうさまでした。
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