旅先で出会った親切な方々2〜北海道・美瑛〜
おはようございます☀
今日も気持ちのいい天気です。
今日は、友人と2人で行った北海道旅行の話。これもバブルが終わってすぐぐらい。(↑写真は当時のもの)
確か、札幌・小樽ー富良野・美瑛ー函館というルート。当時、私はまだ免許を持っておらず、友人は免許はあるがレンタカーを運転する自信はないと言ったので、公共交通機関で移動していた。
道央では、富良野に泊まっていたが、メインは美瑛の丘。レンタサイクルで丘を回った記憶がある。途中でお手洗いに行きたくなり、小学校でお借りした。感謝🙏
それがたぶん午前中のこと。
そして、たぶん午後だったと思うが、拓真館という風景写真家の前田真三さんのギャラリーを見に行った。丘の中にある。当時はバスでも行けた(今はバスで行けないようです)ので、レンタサイクルでつかれた私たちはバスで行った。
まずはギャラリー周りの景色を堪能。それから拓真館に入り、美瑛の丘の四季折々の風景の写真に感動✨
売店での写真集購入にも時間をかけていたら…
帰りに乗るつもりだったバスが行ってしまった…
そしてそれは最終バスだった…
(元々、バスの本数は少なかった。)
ど、ど、どうする???
駅まで歩こう!それしかない。
(タクシーに乗る経済力はなかった)
時間はまだ午後3時か3時半頃だったと思う。
ギャラリーの方に聞いたところ、1時間ぐらい歩けば最寄りの美馬牛駅へ行けるとのこと。
大丈夫。6月だし、日没はまだ遅いし、余裕で駅まで行けるはず。すぐ列車が来るかどうかは別として。
手描きの丘の地図をたよりに、私たちは歩き出した。相変わらず丘の景色は美しいので、たくさん写真を撮りながら。
ところで当たり前?ですが、丘を歩いている人は見当たらない。通るのは、ほとんど車、たまに大きいバイク。多少の不安が頭をかすめる。
歩き始めて30分ぐらいたったときのこと。
私たちを後ろから追い越した車が、少し先で停車した。
私たちが追いついたときに、中から声をかけられた。小さい子供さん2人のいる家族だった。
車「どこまで行くんですか。」
私たち「美馬牛駅まで…」
車「え?駅まで歩くんですか?よかったら、乗っていきますか?駅まで遠いし、歩くの大変でしょう。」
私たち「ほ、ほんとですか???いいんですか???ありがとうございます😭」
というわけで、大人しそうな20代女子2人は、ありがたくもその車に乗せていただいた。普通車だったので、後部座席に子供さん2人と私たちぎゅうぎゅう詰めで。子供さんたちに謝り倒した。
車「どうして歩いてたんですか?」
私たち「バスに乗り遅れてしまって…」
などと車内で少し話していると、またもや奇跡が✨✨✨
な、なんと、ホテルが同じだった!!!
車「同じホテルなんだったら、このままホテルまで戻りましょう」
私たち「ありがたき幸せにございまするー😭😭😭」
というわけで、ホテルまで乗せていただいた。
ほんっっっっっとに助かった😭😭😭
ホテルに着いて、丁寧にお礼を言ったが、それでは足りない気がして、売店でお菓子とかを買ってお渡しした。
あのご家族、お元気かな…
世の中、捨てたもんじゃない。
ホントに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました~
これを書いてたら、また1つ親切な方の話を思い出したのでまた後日書きます。
お時間あれば、過去記事もどうぞ~