勝ち負けで不幸な人を決めるより、みんなが幸せになる道を選ぶ
先日のパーティーのときの話。
会場のお宅に、食べきれない野菜があるので、みんなで持って帰ってほしいと言われた。何人かで手分けして、適当に小袋に詰めていった。
「野菜欲しい人ー?」小袋より多いようだった(未確認)のでじゃんけんをすることになった。
人数が多かったので、あいこが10回ぐらい続いた。そのとき、私の中でだんだん違和感がふくらんできた。
そのうち、やっと勝ち組と負け組が決まった。
勝ち組は嬉しそうに、小袋を取ってその場を去っていった。
負け組は、私を入れて4人。残っている小袋は3つ。1人だけもらえない人を決めるの?違和感がますます大きくなった。
負け組の1人、Aさんが「私いらないから、みんなが持って帰って。」と言い出した。『そうじゃない、それは違う』と思った私は、「Aさん、私と半分こにしよう」と言ったが、Aさんは「(半分こにしなくて)いいよ、いいよ」と言う。別の人が空袋を取ってきてくれたので、残りの3袋からその袋に野菜を取り分けて、Aさんに渡した。恐縮しながらも受け取ってくれた。じゃんけんせずに、最初から、こうすればよかったな、と思った。
あとになって、【負けの人を決めるじゃんけんに必死になっている】ことに違和感を感じたことに気がついた。
今回の景品?は袋入りの野菜で、量の調整はなんとでもなる。(ペットボトルとかでは、調整できないけれど。) だから、初めから人数を数えて、景品の数が足りなければ、中の量を調整して、数を合わせればよかったんだな。
みんながもらえるように。
次は早く気付いてそうしよう。
負けの人を決めるより、みんなが幸せになる道を選びたい。