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色彩検定 合格ウラ技(1) 白い服を着て受験する

※この記事は色彩検定を受験される方におすすめです。平均2分で読めます(1200字)

こんにちは、サユリです。

わたしは2022年に色彩検定の2級、1級、UC級を独学で、一発で、トリプル合格しました💮💮💮

勉強した期間はおよそ9ヶ月間。
あれこれ試行錯誤して、上手くいった勉強法やちょっとしたアイディア、Tips または裏ワザをお伝えします。

色彩検定で合格したことはもちろん、色の世界が広がり、チョコレート、ファッション、アート、映画、SNSをより効果的に楽しみ、発信できるようになったことが嬉しいです。

ぜひ、色彩に興味がある方は挑戦してみてください。

裏ワザ(1)
白い服を着て受験する

色彩センスは生まれつきのものと、トレーニングで習得できるものもあります。

1級の受験を考えている方は、3級と2級の内容は必須なので、今から配色技法、慣用色、各表色系を早めに身につけておいてください。

2022年の1級2次試験の実技は、問題傾向がかなり変わって焦りましたが、基本をしっかりマスターしていたので、落ち着いて解くことができました。

ただし!
一問目のカラーチップスを貼る視感測色の問題には手こずりました。彩度も明度も低い、あいまいな青緑の位置関係を答えるのです。

もう、自分の色彩感覚マックスに研ぎ澄ませ、時間ギリギリまで悩んだ末に答えました。結果、正解でしたが、他の受験者の誤答も多かったと思われます。それほどの難題でした。

そういうことも想定して、最初から私は受験時には白いトップスを着ていったのです。

なぜかと言えば、ごくわずかですが、自分の着ている服の色が問題用紙に反射して影響するからです。特に、明度も彩度も低い色の場合、他の色の影響を受けると判別しづらくなります。

また試験会場の照明や窓の有無、テーブルの色といった環境によっても影響がでてきます。

白い服は、ズバリ、着るレフ板になるのです。
判別しづらい色に光を与え、より判断しやすい状況を作れるのです。

普段から私はよく自室の北窓に向かった場所をミニスタジオとして、チョコレートを撮影します。天候によって十分な光が得られない時はレフ板を使いますが、アシスタントなしのひとり撮影なので、手取り早く白い服を着て撮ることが多いのです。

赤やピンクの服を着て撮影した時、被写体にその色味が微妙に影響した経験があります。その後、いくらカラー補正を加えても思った自然の色合いにできません。加工すればするほど、色合いが不自然にかけ離れていきます。

なので、最初からレフ板を使うか、白い服を着て撮るのが、被写体の自然な色味を再現できるのです。

難易度がぐっと上がる1級2次試験の実技問題こそ、ぜひ白い服で臨んでください。ちなみに、私は防寒対策で用意したストールも白にしておきましたよ。

皆さんの合格をお祈りいたします。
私のTipsが少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

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