「頭の良さと強い心が育つ すごい虫育児」読書会に参加しました!
先日、clubhouseでおこなわれた「頭の良さと強い心が育つ すごい虫育児」の読書会に参加しました。
Kindleアンリミテッド対象です。
「虫育児?なにそれ?」
そうお思いの方も多いかもしれません。「虫育児」とは、虫を育児に活用する育児法です。
虫が苦手だからという方でも、大丈夫!育児がすごく楽しくなるコツをたくさん聞けた読書会でした。どんなお話しがあったのか?を紹介します。
著者のVoicyパーソナリティ、かおさんとは?
著者は、Voicyパーソナリティで、シンママとして小1の息子を育てているワーママかおさんです。
息子さんが2歳の時、ディズニーランドにいっても蟻さんを見つめていたことから、「この子は虫好きかも?」と気づき、虫育児が始まりました。
それから5年間、週末は息子さんと公園へ。虫を捕まえたら、自宅で図鑑を開き、どんな虫か確認する日々を送っていたそうです。
すると、なんと・・・息子さんにはどんどん虫に関する知識が身に付き、今では大人顔負けのレベルになりました。周囲の方から「虫博士」と呼ばれるようになり、賞を受賞するまでに成長したのです!
読書会で印象に残ったこと
虫育児のメリットは、是非、本を読んでいただくとして、ここでは読書会で印象に残ったことを紹介したいと思います。
「一汁三菜よりも虫」
読書会で一番印象に残った言葉です笑。かおさんは、基本的に息子さんの没頭をとめません。
例えば、公園に行って、お目当ての虫取りに夢中になり、日が暮れてきたとします。予定があれば帰りますが、特になければ日が暮れるまで息子さんの虫取りにつきあっているそうです。
夏は6時まで。毎回ではなく、4時に帰ることもあるそうですが、お目当ての虫が見つかるまで公園にいるそうです。
帰宅が遅くなれば、夕食の時間も遅くなります。でも、「納豆ごはんでいっか」「冷凍ごはんでいっか」とあっさり。帰宅したらちゃちゃっと食べて、お風呂入って、ベットへGO!8時半には就寝です。
家事より、息子さんの没頭の方が大事。日々のルーティンは博士。それで「一汁三菜よりも虫」なのです。
これって、本当に名言!私の場合、毎食ちゃんと準備しなくちゃーと思ってしまうタイプです。これを、給食でちゃんと食べているし、週末くらい、まあいっかとゆるく考えることができれば、家事に大きく時間がとられてしまうことはないかもと思いました。
もちろん家事も大事ですし、かおさんもやるべきところはちゃんとやってらっしゃいます。どれを選択し、どこに集中すべきかがはっきりしているからこそ、それに沿った行動ができているのだなと感じました。
調べ物でスマホは見ない
かおさんは、息子さんが虫を捕まえてきたら、帰って図鑑で調べるようにしていました。もし、自宅の図鑑に載っていなければ、図書館で別の図鑑を借りてきて調べます。スマホでは調べることはしないそうです。
なぜか?それは、図鑑を開くことで、自分で調べる力が身に付くからです。図鑑開くと、何度もページをめくって、自分から主体的に調べることができます。また、お目当ての虫以外に、別の虫が目に入ることもあります。
スマホで調べると、答えがすぐに表示されてしまいます。それでは、自分で調べる力が身に付かないというお話しに、なるほどなーと思いました。
私は、わからないことがあると、さっとスマホで調べてしまいがち。それが全て悪いわけではありませんが、せっかく図鑑があるのならば、もっと活用していきたいと思いました。
虫が苦手でも、息子の好きを優先
かおさんは、虫が好きではありません。むしろ、苦手。それでも、決して虫を「気持ち悪い」と否定しないようにしてきたそうです。
なぜなら、自分が好きなものを否定されると、誰もが悲しくなるものだから。だから、相手が好きなものを否定しないようにしているのだそうです。
もともとは、子供が文系で育っていったらいいなと思われていたそうですが、虫に興味があるかもと気づき、理系もよいなと考えだそうです。自然ってよいことなので、気持ち悪いという感情は耐えよう。そう理論的に考えたそうです。
この理論的に考えたというところが、すごいな!と思います。普通であれば、感情のおもむくままに、虫に対する言葉が出てきてしまうのではないでしょうか。そこを、息子さんの気持ちと、将来性を考えて理論的に対応しているところが、息子さんファーストだなと思いました。
今後の展望は?
虫育児の本について、今後の展望についてのお話しもありました。
まず1つめは、海外出版です。虫は、海外にもいます。そして、今回の本はKindle本なので、別の言語に翻訳も可能なのでは?と思われたそうです。
確かに!虫は全世界にいますよね。虫育児は、世界に通じる育児法なのではと感じました。
2つめは、紙の本での出版です。本屋さんにいったとき、お子さんを連れているお母さんを見て、ここに虫育児の本があれば、お母さんが手にとって虫育児について知ってもらえるのに・・・!と強く感じたそうです。
本屋さんだからこそ、目にとまり、手に取れる情報もありますよね。現在は、出版社に企画書を提出してらっしゃるとのことでした。うまく企画が通るとよいな!と思います。
どちらも、本当にすごく素敵な展望だなと思いました。虫育児の夢がどんどん広がっています。
子供を観察し、好きを伸ばしていこう!
虫育児のきっかけは、息子さんを観察していて、虫が好きかも?と気づいたことでした。そこから、読んだ育児本を参考に、リビングに「地図」「辞書」「図鑑」を置いたり、テレビ無し育児を実践されたりします。こうした環境を整えられたことが、息子さんを虫博士に導いたのだと思いました。
こうした環境が整えられたのは、子供が1人であることと、シングルマザーでパートナーがいないことも関係しているのではないかというお話しがありました。
確かに、子供が複数いると「好き」も異なり、その好きに合わせた環境を準備することはなかなか難しいです。また、パートナーがいると、パートナーに合わせた食事を作ったり、テレビ無し育児や毎週の公園行きについて協力を求めることになるので、自分が思うままに行動するのが難しく感じます。
それでも、子供の「好き」を伸ばすためにできることをやってみることは、すごく有意義なことだと感じました。
読書会に参加して、私がやってみたいと思ったことは以下の通りです。
・子供の観察から、子供の「好き」を見つけて、伸ばせる環境を少しでも整えてみる。
・味噌汁を毎日作らない。(私と長女が好きで作るけれど、次男がほとんど食べない!1回にたくさん作る方式に変えて、調理時間短縮してみる。)
・テレビ時間を減らす。(パートナーの影響もあり、なんとなくテレビがついていることが多い。なんとなくのテレビは消していく。)
読書会を通じて、リアルなかおさんのお話しを聞くことができ、本当に楽しい時間でした。ファシリテーターのconさんも、ありがとうございました!
育児は、これでよいのかと迷うこともあり、大変なことも多いです。それでも、子供が大きくなってしまえば、いつかは巣立ち、一緒に過ごす時間はなくなってしまいます。
今、子供と一緒に過ごせる時間をどう過ごすか。改めて考えるよい機会がいただけました。
みなさんも是非、虫育児の本を読んで、楽しい育児につなげていきましょう!
noteをお読みいただき、ありがとうございます!いただいたサポートは、自己研鑽に使わせていただき、皆さまにアウトプットして還元させていただきます。