あいまいでいいよ
展示会をやりました。
ずっと作りたかったジャージのセットアップとワンピースをメインに、アクセサリーも。
新作をたくさん用意して
渋谷で3日間の展示会を開催しました。
ひとつも悔いを残したくなかったから
やれることは全部やろうと思いました。
結果、大成功だったと思います。
可愛い服が作れたという自信があったから、
これが世界に見つかるようにしたかった。
aimaiは新作をリリースするたびにちょっとバズったりするから、瞬間風速は早いんだけど、フォロワーはそんなに増えなくて
「見たことあります!」
「気になってました!」
って言ってもらえるわりに、フォロワー数がそんなに増えてないから。
aimaiみたいな受注ブランドだと、SNSから気づいてもらえないとなかなか知ってもらうことが出来ないと思うし。気にしないといけないことだから、数字を見るとすごくもどかしくて。
でも、この段階まで来てるなら、
あともう一歩でみんなに届くはず。
そんな距離感をずっと感じてました。
その「もう一歩」を探りながら取り組んだのがこの「2nd collection」でした。
基本的に「服が出来て撮影して完成した写真を見るまでずっと不安」だったことだけが前回と同じだったくらいで。
ほぼ全てのアプローチが前回と違って、その全てが楽しかった。
前に自分が書いた記事にあった言葉を使うと
1stは「キクチユウジ→女の子」って感じのコンセプトだった結果、特別な日に着る服になっているような自覚はあって。
その自覚があったから、普段から使いやすいだろうな、と思う可愛いスウェットを同時期に出したりしたんだけど。
2ndはもっと普段の生活に寄り添ってくれるような、特にブルゾンなんかはそうなんだけど、アウターをかけてるハンガーラックのいちばん手前に常にかかってるような。
そんな感じにしてみたかった。
だから
セットアップは「1年中着たくなるセットアップ」
ワンピースは「毎日が特別になるワンピース」
っていう言葉を説明文に入れました。
コンセプトっていうか、
キャッチフレーズみたいな感じかな。
前回はそれをそのまま商品名にしてたんだけどね。
コーヒーと恋愛が共にあるワンピース
フリルがあれば誰でも優勝ワンピース
みたいな感じで。
そういう伝えたいなと思ってた沢山のこと、言わなくても服見てもらっただけで伝わってたりして嬉しかったです。展示会。
SNSで見て来てくれた人とかたくさんいて。
ぼくのことなんて知らなくていいんだから。
新しい服買おうってお店入って服見るとき、デザイナーのこと知ってるから見てみようなんて思わないでしょ。それでいい。
それでいいが少しづつ叶い始めてる。
嬉しいです。
よくよく考えてみたら、ブランド立ち上げてからまだ1年しか経ってなかった。
すごいと思う。全然焦る必要とかなかった。
みんなが知ってるようなブランドってこういう受注展示やってるとき、半年後にやる次のコレクションの撮影とかやってるんだよね。
aimaiはそんなこと全くやってないから次が半年後じゃなくて多分1年後とかになります。笑
待たせてしまう理由を、これ以上なく分かりやすく説明できました。でもこれは言い訳じゃなくて、マイペースだけどやりたいことはあるから必ずやりますって話です。
ぼく1人ではなにも出来ないので、関わってくれた方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございます。
これからもよろしくね。
とにかく、、
無事に展示会が終わってよかったー!!
みんなありがとうー!!!