見出し画像

NZワーホリ:Abel Tasmanを歩く

こんにちはチョコモナカジャンボです。

現在ニュージーランドでファームジョブをしながら、大自然をあちこち満喫中です。

今回は10月半ばにAbel Tasman great walkを一部歩いてきたのでその日記です!


アクセス

わたしはコース全長(約60km)を全て歩くのは体力的にキツそうだったので、Marahauのスタート地点からBark Bayのキャンプ場で1泊して戻ってくるルートを選択。
片道21km、水上タクシーを使わなかったので2日で42km歩きました。

多くの人がMarahauの駐車場からスタートしますが、反対まで水上タクシーで行ってそこから戻って来る人もいるみたいです。
水上タクシーを使えば、コース上の歩きたいところだけ歩けるのがいいですね。
ただわたしみたいになるべく節約ハイキングを楽しみたい方は、MarahauからAnchorage Hutまでの往復(片道12.4km)がちょうどいいかもしれません。

スタート地点のカフェ 雰囲気良さげ
RPGの始まり感
直前まで雨だったけど空見えてきた〜

この日は朝から雨でしたが、予報では2日間晴れだったので信じて歩き始めました。
朝9時にスタート。

行ってくるで
ジブリの小径

Abel Tasmanトラックの良いところはなんといっても道が平坦なところ。
わたしは登山が好きですが、登りがきらいです。(致命的)
このコースは海沿いをひたすら歩くだけなので、アップダウンがほとんどありません。

ときどきビーチに出て休憩

Anchorage Hut

途中で何度も休憩を挟みつつ、スタートから3時間半ほどでAnchorage Hutに到着。
ここで折り返す人や1泊する人が多そうでした。
わたしはあと8km歩く必要があったのでここでランチタイム。

イワシとオリーブの塩分過多サンド

とここでまったりしていたら、彼らがやってきました

カモ
そしてウェカ!

カモは可愛いんですけど、このウェカには… めちゃくちゃ悩まされることになります。
この時はまだ知らない。
人間の食べ物を常に狙っているので、荷物から目を離さないようにしてください。

アンカレッジを過ぎるとそこには…
デカい干潟!
サンダル忘れた

Anchorage Hutを超えてすぐTorrent Bayに到着。
時刻は13時半ごろ、ちょうど干潮だったようです。
何も考えず歩いてきてしまってたまたまラッキーでしたが、ここを超える人は干潮の時間を見ておきましょう。ちなみに林の中を歩く迂回路もあります。

干潮でも小さい川を渡る必要有り
上からみたところ

直線で300mほどの距離を裸足で突っ切りました。貝が足の裏に刺さりまくって痛かったです。ここを通る人はサンダルを忘れずに!

ここからさらに7kmくらい歩いたら今日のキャンプ場です。もうすでに疲れてたからアンカレッジで泊まってもよかったな…

なんで水の色こんなに茶色?

Bark Bay Campsite

午後4時、ようやく本日のキャンプ場Bark Bay campsiteに到着。
テント1張で19ドルでした。高い。
でも登山道の整備やら水洗トイレの設置にはめちゃくちゃ感謝しているので文句は言えません。
ちなみにスタート地点を出発してすぐぐらいから電波が無くなったので、宿泊予定の人はあらかじめ予約しておきましょう。

設置完了!
うますぎる〜

テントの宿泊者はわたしを入れて4人くらいでした。
水洗トイレと屋根付きの水場があって驚き。こんなに僻地なのに…
ビーチでだらだらしたかったんですが、歩き疲れとサンドフライが鬱陶しくてテントに避難。
あらかじめネトフリでダウンロードしておいた『君たちはどう生きるか』を観ながら早めに就寝しました。

朝6時半
良い朝

2日目の朝、完璧なご来光を拝むことができました。
早朝はサンドフライも少なくて快適に過ごせる… と思いきや、
テントの周りに数羽のウェカが。

一瞬の隙を狙ってテントの中に入られたり、ゴミやカップなどを持ち去られたりして大変でした。テントを撤収しながら朝食を作ってウェカを追い払うのは至難の業。しかもこの時ようやく気づいたんですが、朝食用に残しておいた昨日のパンの残りが見当たらず。昨日のランチタイムでいつの間にか奪われていたようです…許すまじ!

早めに撤退。あざした!

朝8時、もっとゆっくりしたかったんですがウェカにイラついてたので早めに出発することに。勘のいい方はこの後の展開が予想できるでしょう。

今日も最高の天気
さてTorrent Bayまで戻ってきたぞ〜
ん…?

Torrent Bayに到着したのが朝10時。そう、まだ干潮の時間じゃありませんでした。

昨日14時
本日10時
しょうがない待つか…
とでも言うと思ったかオラー!!!!!

はい。気合いで渡りました。
潮位が膝下くらいになったと思ってたんですが、深いところは股下まであってなかなかのスリルがありました(iPhone落としたらどうしよとか)

これも冒険

何度も言いますが行く人は干潮の時間に気をつけてくださいね。
あと普通に迂回路もありますからね。

このTorrent Bayを過ぎたらあとは難所も特にないのでサクサク戻ります。
朝食のパンを食べそびれたのでめちゃくちゃお腹がすいていました。
駐車場のカフェでご褒美スイーツ食べようと思ったらまさかの定休日…!
ただゴールと同時に雨が降ってきてので天気のタイミングは完璧でした。
ありがとう天照大御神!


2日間のAbel Tasman great walk、とっても楽しかったです。
これから行かれる方はぜひ参考にしてください。ウェカには注意!

ここまで読んでくださりありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!