NZワーホリ:車のトラブル編
こんにちはチョコモナカジャンボです。
ニュージーランドでファームジョブを転々としながらの車中泊生活も、残り一ヶ月となりました。
車を購入して一年、割といろいろなトラブルを体験してきたのでここに記録として残しておこうと思います。参考にしてください!
車の購入 2023年10月
わたしが購入した車はトヨタのファンカーゴです。
購入の決め手は、①安かった ②チェーンベルトだった ③車中泊できる ④WOFが1年後の4点です!
コンパクトカーですが、後部座席を外して床下に収納できるので、後ろがフルフラットになってかなり広く感じます。わたしは身長が高くないので余裕で寝ることができました。
購入した場所はオークランド。
ちなみにトラブルってほどでもないですが、購入したときはけっこう汚かったです…
なので購入してまずキャンプ場で車の大掃除をしました。
そのあとカーテンやミニテーブルなどは自作して取り付けました。
布団ではなく山用の寝袋でいつも寝ています。
悲劇のクリスマス タイヤの破裂
12月に入ってから、友達と2人で北島→南島までのロードトリップを始めました。
この小さい車に2人で車中泊してたことは今となっては懐かしくもあり、信じられないですね。笑 でも我々はホビットだったので並んで寝れました。
12月20日ごろ、北島ネイピアからウェリントンに向かって南下している道中でした。
自動車専用道路を走っているとき、突然パアァンンと大きな破裂音がしたと思ったら、車体が思いっきりガタガタと震え始めました。タイヤの破裂です。
そのときは友達が運転していたので、なんとか路肩に停めてもらい、助手席のわたしが確認するからあなたは運転席から出ないで!とお願いしました(桜塚やっくんが高速道路で亡くなった事故が頭をよぎった)
結果、後輪のタイヤが見事にパンクしていました…
わたしはタイヤ交換を毎年冬に自分でやっていたので、この時も自力でスペアタイヤに交換しました。
HUNTERxHUNTERのクラピカも王位継承編の最中に、自分が護衛する人に向かって「“知らない”よりも“できるかもしれない”の方が生存確率が上がる」みたいなことを言ってましたね。異国の地で運転するにあたって、タイヤ交換の知識はあった方がいいと思います。
ですがそんな時に、一台の車が私たちの後ろに停車し「大丈夫か〜」と声をかけてくれた人がいました。その親切な地元のおじさんはお友達のタイヤショップに話をつけてくれて、さらに下道に降りるまで先導もしてくれました。正直内心めちゃくちゃ焦ってたので、温かい声かけをしてもらえてとてもホッとしました…キウイの人って優し〜!
悲劇のクリスマス まだ続く
その後ウェリントンでタイヤを交換してもらい、私たちの旅は南島編に突入しました。
時計回りでクライストチャーチへ向かっていた時に、なにやらまたも車体がガタガタと音をたて始めました…
(まさかまたパンク…? いや、それはないか、ってことは何かしらのエンジントラブル… えっもしかして買って2ヶ月で廃車……?)
嫌な予感が頭をよぎります。この時、12月22日の金曜日。
そう、ニュージーランドのほとんどの会社が明日からバカンスに入ります。
まずい!最悪のタイミングだ!とりあえずはよガレージ行って見てもらわな!ってことでクライストチャーチにある日本人の方がやっているガレージへ持って行きました。が、やはりバカンス前のためその日に車を預けることはできず。
つまりこの謎の振動を正月明けまで我慢するしかなく、乗り続けてもっとまずいことになったらどうしよう、とかどんどん悪い方向に考えが傾きつつある時に、
「これ後輪のタイヤパンクしてますよ」とのお声が。
あれえ?!パンクしてる!!!さっき見たとき何ともなかったのに?!?!?
というわけで今週2回目のパンクです。そんなことある?!?!?
ちなみにタイヤ1本120ドルくらいです。
結局ここ1年以内になんだかんだで全てのタイヤを交換することになりました。
とんでもないクリスマスプレゼントとなったことは間違いないです。
エンジントラブル発生 初めてのレッカー移動
車を購入して約半年後の3月、わたしは南島Cheviotのワイン農場で働いていました。
いつものように職場からキャンプ場までの20分の道のりを帰ろうとしていたところ、突然アクセルを踏み込んでも60キロ以上の速度が出なくなりました。
(これはどうやら…おもしれーことになってきたぞ)
ニュージーランドの田舎道はだいたいみんな100kmで走るので、邪魔にならないように路肩に停めたその瞬間にエンジンも落ちました。
その後何回かエンジンをかけ直し、なんとか低速でキャンプ場まで帰ってくることができたのですが、キャンプ場に着いてからは二度とエンジンがかかることはありませんでした。よくぞ最後まで命の灯火を燃やし切ってくれたなと思います。
結局これはエンジンのスタートプラグというパーツが劣化して起きたことだそうです。
パーツ代と修理代でおよそ700NZDほどでした。
ちなみにAA保険に加入していても、レッカー費用は出ません!
別途でAAメンバーシップ(年間50ドルくらい)に加入する必要があります。
ワーホリ用に出回っている車は年式が古い中古車がほとんどなので、自分の周りでも6人以上が故障していました。安い中古車にはそれなりのリスクがあることを承知で選んでください!購入する前にどんな修理歴があるかも知っておいた方がいいです。
突然の裁判所からの電話
はい。笑
もうイラストの通りですが突然裁判所から罰金支払い命令の電話がきました。
電話を受けたのが8月、違反をしたのが10月と12月の2回でした。
どうやら通知の手紙を何度も送っていたらしいのですが、わたしが住所をずっとオークランドのゲストハウスにしていたため、最終警告として電話がかかってきました。
実はこの2ヶ月前に、友達も同じように裁判所から電話がかかってきていて、「これ放っておいたら給料差し押さえか出国時に空港で呼び出されるかの一歩手前だったらしい」というのを聞いていました。
それを聞いて当時は(ニュージーランドって意外と厳し〜)ぐらいにしか思ってませんでしたが、きました。本当に。裁判所から電話が。
ニュージーランドの道路は走りやすくてついつい速度を上げてしまいがちですが、市街地に入る前によくオービスがあったりするので、できればオービスを教えてくれるアプリなどをあらかじめ入れておくと便利かもしれません。
ちなみに9月にわたしはまたオービスを光らせてしまったようです。
後ろを走っていた友達が教えてくれました。
やばい!!! これ出国時に支払わなきゃなやつでは!? 震えて眠ります。
車のトラブル編、いかがでしたか?
余談ですがオークランドのSaint Lukasショッピングモールで6時間駐車していたら駐禁を取られたこともあります。(50ドルほど)
パンク・故障・違反金ときたらあとは盗難で役満ですね〜ってそれが現実にならないことを祈ります。
あとは12月に無事この車が売れてくれることを願うばかりです。
どなたか興味ある方はいらっしゃいますか?
そろそろfacebookやNZダイスキなどに出そうと思っているので、ピンと来た方はご連絡ください!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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