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NZワーホリ:ファームジョブの準備

こんにちは。

ニュージーランドでファームジョブを転々としながら1年が経過したので、そろそろ備忘録を残しておくか… と思い立ちnoteを始めました、チョコモナカジャンボです。

今回はファームジョブを始めるにあたって、何から準備したらいいのか?についてです。


①銀行口座・IRDナンバー・電話番号・履歴書(CV)

おそらく上記の手続きは、みなさんNZに着いたらさっそくとりかかる最初のミッションだと思います。

歴代の先輩方がめちゃくちゃ丁寧に口座の開設方法とかをブログで残してくれていると思うので、詳細はそちらを参考にしてください!他力本願!

ここでわたしの経験談を入れておくと、わたしが口座を開設しようとした2023年10月当時、オークランドのメインストリートにあるANZ銀行は開設待ちの人がかなり多く、窓口対応できるのは2週間後とメールで言われました。

オークランドであてもなくただボーッと待つのがイヤだったので(都会が苦手)、バスで20分ほどのオークランド郊外・Saint LukasショッピングモールのKiwi bankに向かいました。

郊外なら競争率低いんじゃないか?!の勘を頼りに行ったのですが、対応してくれたインドニキが「明日の朝9時ちょうどに来れたら、開設してあげる。ただしこの住居証明は使えないよ〜」と言われました。

(よっしゃ明日口座開ける!でもなんで宿の住居証明じゃダメなんだよ!)

頭の中が???状態でしたが、どうやら宿のオーナーのサインだけでは公的な住居証明にならず、電気料金の支払い用紙なども合わせて提出しなければならないそうです。

そうは言っても泊まっているバッパーの電気料金の支払いの証明…?と固まっていたら、インドニキが「IRDナンバー持ってる?そこに住所載ってない?」とのこと。

ありました。優勝
翌朝9時、わたしは口座開設ができました(サンキューインドニキ)

IRDナンバーは銀行口座開設前でも、そこを空白にしてネットで申請できます。
しかも申請してほぼ次の日にはナンバーをゲットできます。
なので、わたしが思うNZ銀行口座開設最速ルートは

  1. 最初の宿を決める

  2. その住所でIRDナンバー申請する

  3. オンラインで銀行口座開設の前準備を済ませておく

  4. ちょっと郊外の銀行へ移動、必要書類とオンラインで手続きした内容をみせる

  5. 即日開設おめでとう

1〜3は日本にいる間でもできるかもしれませんね。
わたしはこのやり方で友達2人を郊外のkiwi bankに連れて行き、2人ともそのとき開設できていました!

※口座開設に必要なものなどはここには書いていませんが、もしかしたら年々変わっているかもしれないので都度確認してください。
※IRDの住居証明はPDFのデータとして保存しておいてください。

さて、ここまでですでに長い始まりになってしまいましたが、口座・IRD・電話番号と用意できたら、履歴書も作っておいてください。

ファームジョブにもCVいるの?って思われるかもしれませんが、応募フォームにCVを貼り付けるところがだいたいどこの会社でもあります。
実際に担当者がその内容に全て目を通してから採用を決めている…のかは定かではありませんが、チェリーなどの人気な農場では応募数が毎年何千人も殺到するため、書類で気になる経歴がある人から採用しているかもしれません。憶測です!

わたしはというと、最初に有料ソフトで作ったCVを1年間使い倒してました。
(ちなみに前職は木工家具製造です。なので体力には自信があります的なことを書いてました。住所はず〜っとオークランドのままでした)


②車

さて次に準備するものは車です!

とは言っても、もちろん車がなくても働けるファームもあるにはあります。

わたしが働いたチェリー、ホップのファームでは、車がない人に会社が部屋を提供してくれて、宿と農場の送迎もしてくれていました。
料金の相場は車中泊・テント泊だと一晩一人15ドルほど、共同部屋だと20〜25ドル/晩といった具合でした。
全ての人と共有ですがキッチンやトイレ・シャワー代はこれに含まれています。

車無しで、テント泊と自転車でファームを転々としている人も中にはいました。

ただ、ファームの応募条件によく『自家用車を持っている人/ファームまで自分で移動できる人/会社が提供するキャンプ場で寝泊まりできる人/自分で住居を見つけられる人』といった記載があるのを見かけます。

車で寝泊まりできる人限定で募集をかけていることも少なくないので、採用される可能性を広げるためにも、車中泊できる車を持っておくことはとても重要だと思います。

海外で車を購入することは確かに不安なことと思いますが、それに挑戦するのもワーホリの醍醐味だと思うので、思い切ってみてください!ニュージーランドは車じゃないと行けない秘境がめちゃくちゃたくさんありますよ。
わたしの車中泊事情も、今後いろいろ更新していこうと思います。


③ファームジョブで用意しておくと良かったもの・服装

さてこれに関しては私が色んなファームで働いたときに持ってて良かった〜!と思ったものを書き残しておきます!

  • 動きやすい、汚れても良い服・レインコート上下

  • 頑丈な靴・長靴

  • 帽子・サングラス・メガネ・虫除けフェイスネット

  • 湿布・絆創膏・虫刺されの薬

こうして書き出してみるとまあ普通ですね…。

ただ、こんな時にコレがあって良かった!と思ったものが、

・チェリーピッキングの時→絆創膏・湿布
チェリーピッキングは基本素手で行うのですが、長時間作業していると段々親指と人差し指の腹がすり減ってきます。そのため割とみんなテーピングしたり絆創膏を貼ったりしていました。
そして湿布ですが、ピッキングは全身運動で特に脚を酷使します!はしごの上り下りで脚がアザまみれになっていました… 1日の終わりに疲れを癒すためにも、持っているととても重宝します。

・木苺のプルーニングの時→長靴
冬の仕事で木苺の剪定(ツルを柱に巻き付ける)をしたのですが、木苺のツルはトゲトゲしているので素手では触れません。頑丈なグローブは会社が提供してくれていたのですが、この時靴の中にもトゲが入ってくるので、みんな長靴を履いて作業していました。一足持っておくと、雨の日の仕事の時にも役立ちます。k-martやwarehouseなどで安く購入できます。

・キウイピッキングの時→メガネ
これはわたしの身長が160センチ未満だから書くことなのですが、キウイピッキングに適した身長は165〜180センチあたりです。わたしは平均より低い身長だったため、ピッキングする時に常に真上を向いている状態でした。その時樹上のゴミがめちゃくちゃ目に入ってきます。キウイフルーツの毛とか。なので伊達メガネをいつもかけてピッキングしていました。

・ホップのプルーニングの時→フェイスネット
南島のネルソン付近で、10月ごろにこの仕事を始めたのですが、季節は初夏。おびただしい数のサンドフライ(ブユ)がまとわりついてきます!こいつらに噛まれるとかなり痛痒いので、絶対に噛まれたくないわたしはフェイスネットを着けて、長袖長ズボンで肌を一切露出しないようにしていました。作業中に50匹くらい顔周りにサンドフライが張り付いてきます。ほんとにほんとに…おぞましいです。持っていると気休めになります。


以上がファームジョブを始めるのに必要なものの全てです!

職種や季節によって、別のものが必要なときもあるかもしれませんが、基本的に道具やグローブなどは会社が提供してくれると思います。
シーズナルワーカーたちはアウトドアが好きな人たちが多いので、みんなそれぞれ気に入ったアウトドアブランドを身につけていたりしてオシャレでした。
わたしは登山も仕事も全て同じ靴を履いていたので、たった一年でボロッボロになりました。帰国前にちょっと良い靴を買って帰ろうと思います!

さて、少しでもみなさんの参考になったでしょうか?
これから仕事の内容について詳しく書いていくつもりなので、ご期待ください〜!

読んでくださりありがとうございました!



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