【体外受精記録#5】採卵日当日
早朝からの準備
私の病院では、採卵日当日、朝7:50に来院することになっています。
そのため、いつもより少し早く起きなければなりません。
朝起きて、絶飲絶食のため、一切口に含むことはできません。
とりあえず歯磨きと洗顔、着替えを済ませました。
夫の精液は、病院ではなく自宅で採取するため、夫にも少し早めに起きてもらい、採取してもらいました。
犬を2頭飼っているので、犬のご飯の準備をし、夫が会社に持っていくスープとコーヒーを準備して、私は眉毛だけかいて(笑)、支度完了。
いざ、病院へ。
この日は雲ひとつない晴天!
青空に新緑が映えますね。
現在、在宅勤務のため、久しぶりの朝の通勤ラッシュに乗りました。
ラッシュ時間より少し早めなので、そこまでではないかと思いましたが、これが結構な混み具合。
コロナ禍で休業要請や時短要請の話が出ている中、これ一番密だよ!と思いました。
病院到着〜採卵直前
病院に7:50に到着し、受付を済ませました。
最初に先生に子宮の様子を超音波で見てもらい、無事に卵が育っているのを確認してもらいました。
このタイミングで痛み止めの坐薬をされました。
そして、処置室へ行き、血圧と体重を測りました。
このあと、カーテンで仕切られた個室のような空間に案内されました。
金具のついていないキャミソールやTシャツ、靴下はそのまま履いたままで、ガウンを着てください、との指示。
パンツは脱いでおいて、ナプキンをつけた替えのショーツをガウンのポケットに入れておいてください、と言われました。
指示通りに着替え、採卵室へ案内されました。
採卵
物々しい空気で、看護師に名前と生年月日を言ってください、という本人確認が2回ありました。
採卵の台に座り、動かないように足をマジックテープのバンドで固定されました。
左手には血圧計をつけ、右手には痛み止めと、麻酔の注射を打たれました。
この後からもう意識が朦朧として、記憶がありません。
意識がない中、採卵が終わったようで、看護師にパンツをはかせてもらって、その後、支えてもらって、台から降り、車椅子で個室まで移動。
この辺りも意識はあまりありません。
個室のベッドに横にしてもらいました。
しばらく眠っていて、起きてから水が飲みたくなり、ナースコールのようなものを押しました。
「水飲んでいいですか?」と確認し、血圧もついでに測ってもらって、水を飲みました。
その後、しばらくして、もうすぐ診察の時間なので、ガウンから自分の服に着替えるように言われました。
余談ですが、麻酔のせいか、指がむくんでて、結婚指輪が入りませんでした。笑
そういえば、麻酔をしたので、痛みは全くありませんでした。
良かった…!
採卵後の診察
採卵した人は、午前中の診察の最後に診察を受けます。
午前中の診察が混んでいたようで、結局呼ばれたのが14時近く…。
それまで個室で横になってゆっくりしていたから、まぁよしとしよう…。
まずは内診室で、卵巣の状態をチェックしてもらって、腫れていないかを確認してもらいます。
そして、診察室に呼ばれ、特に腫れはないとのこと。
また、採取できた有効な卵子は3つと言われました。
今回、新鮮胚移植はどうしますか?と聞かれ、もちろんやってみることにしました。
採卵後の流れ
採卵後の流れについて、医師と看護師から説明を受けました。
まずは採卵の2日後の13:30にどれだけ受精できたか?の確認の電話をします。
1個以上受精できていれば、翌日(採卵日の3日後)に新鮮胚移植となります。
どうか無事に受精しますように…!