手術の記録(円錐切除術) #3
前回に引き続き、今回は手術後のお話をします。
術後すぐのこと
術後は、手術室で病室用のベッドに移動してもらい、手術室から運び出されました。
部分麻酔だったので、もちろん意識はあります。
11:45頃 病室へ移動
休息し、体の回復を待ちます。
手足が冷たくて、電気毛布を強にしてもらい、湯たんぽをもらいました。
この時点で、まだ麻酔が効いており、下半身の感覚は戻っていません。
13:30 お尻の辺りの感覚が戻る
下半身の感覚がなかったのですが、やっと少しずつ感覚が戻ってきました。
14:10 約7時間半ぶりに水分を摂る
生き返りました。
14:45 暑くなってきて、電気毛布切ってもらう
暑い寒いの感覚も戻り、電気毛布が暑く感じました。
15:00 足の辺りの感覚も戻る
足の感覚も戻り、おそらくここで完全に復活しました。
術後、数時間経過
術後すぐはそんなにマイナスの気分にはならなかったのですが、術後の数時間経過した後の過ごし方が私にとっては過酷でした。
手術についての知識は、他の人のブログを読んで、なんとなく把握していました。
しかしながら、術後について、何の予備知識もなかったので、本当に面食らいました。
何が過酷かと言うと、麻酔が切れた後も、ベッドからは動けません。
もちろん起き上がることもできません。
まず、立てないため、トイレに行けないので、尿管が入っています。
そして、足は血栓予防のため、弾圧ストッキングを履いており、ふくらはぎにはフットポンプが装着されていて、体を自由に動かせません。
なんなら寝返りもできません。
(少し後から知ったのですが、寝返りはしても良いそうです。)
ずっと同じ体勢(仰向け)でいなければならず、本当に窮屈で堪らなかったです。
術後初の食事
この日の夕食が24時間ぶりの食事でした。
全粥食だけど、おかずは普通に出てたから、お粥に持参したふりかけをかけて食べました。
ご飯1杯をお粥にすると量が多いから、個包装のふりかけ3パックも使いました。笑
この時点で発覚したのですが、翌日まで歩行不可らしいのです。
フリースペースで夫と子供とテレビ電話したかったのに残念すぎます。。
術後の翌日のこと
翌朝になってもまだ尿管もフットポンプもついたままです。
夜中ずっと「早く朝が来ないかなぁ」って思っていました。
そう思ってる時って余計に時間が経つのが遅いんですよね。
育児してると数時間なんてあっという間に過ぎるのに。。。
6:20 朝のルーティンの検温と血圧測定
この時に、8:00に食事、8:30〜9:00に診察と聞かされました。
朝食まで2時間もあるのか…と愕然としました。
8:00 朝食
可もなく不可もなく。笑
ちなみに、私、乳糖不耐症で、朝の牛乳は温めないと飲めないのです。
産科のときは牛乳NGにしてもらってたのですが、その情報は特に共有されていないようです。笑
申し訳ないけど牛乳は残しました。
朝の巡回〜診察
8:40 麻酔科医がくる
今回の麻酔がちゃんと効いていたかの確認でした。
話している最中に、目線が下に下がったのがわかって、退室後に胸元を確認したら、病院着がはだけていました。汗
ていうか、そこは見ないでくれよぉーー!泣
8:50 医師団総勢3名で病室にくる
「どうですか?痛みはありますか?」
「痛みはないです」
「良かったです。この後診察ですのでよろしくお願いします。」
と終わりました。
主治医(執刀医)と、イケメン医師と若手の女性医師の3名。
これが診察かと思ったのですが、これは診察ではないらしいです。笑
9:20 フットポンプが取れて歩行可能に
立った!クララが立った!
気分はそんな感じです。笑
9:30 診察
尿管もとれて、晴れて自由の身になりました。
自由に歩けるって素晴らしい!
なお、診察では注意事項をいくつか伝えられました。
●湯船は控えて下さい。
●重いものを持たないようにして下さい。
●夫婦生活は控えて下さい。
●大量出血があった場合は連絡して下さい。
●血を抑えるためにタンポンのようなものを入れていて、自然排出されます。出てきてもビックリしないで下さい。
退院手続き〜退院まで
病棟出て、退院会計待ちをしていました。
この日は混んでて10人以上並んでいました。
限度額認定証を申請してたから、預かり金10万円から足が出ず、むしろ戻ってくることになったようです。
これは本当に良かったです!
10:30くらいに退院手続きに向かい、精算含めて、終わったのは10:55でした。
大学病院なので、結構何するにも並ぶんですよね…。
夫が車で迎えにきてくれて、家族みんなで帰宅しました。
久しぶりに会えた我が子、愛おしかったです…。
今回は術後〜退院までのお話でした。
次回は退院後のことをお話しします。
※トップの写真は数年前の香嵐渓の紅葉です。