手術の記録(円錐切除術) #2
前回に続き、今回は手術当日についてお話しします。
手術当日の朝
6:10に起床しました。
手術前日夜から絶食、手術当日の朝6:30〜絶飲となります。
ここから水を一切飲めなくなります。
そういうときは必ず不安になります。
手術が終わるまで我慢しなければなりません。
時間になる前に何度も水を飲みました。
手術前の時系列
ここからは、スマホにメモしていたものがあったので、一部加工して転載いたします。
7:40 浣腸(悶絶する)
8:00 手術着に着替える
8:15 点滴の針を手の甲に刺される(痛い)
8:30 医師団総勢4名で病室に挨拶にくる(何事)
8:35 点滴をつなぐ
10:08 紙パンツと弾圧ストッキングに履き替え指示
10:20〜入室になると言われる
10:30 手術室へ入室
大学病院でわりと大きい病院なので、よくテレビで見るような手術室がいくつもありました。
入る時は当事者というより少し傍観者のような冷静な感覚で、手術室を観察していました。
手術の準備
ここからもスマホのメモから一部加工して転載しています。
* * *
私の覚えている限り、看護師2名、麻酔科医1名、医師3名がいました。
仰向けで手術台に寝て、パルスオキシメーター、心電図、血圧計をつけられます。
右側を下にして横向きになります。
海老のような体勢になり、麻酔科医が背骨をチェックし、消毒を3回塗布されました。
背中にビニールをかぶせられました。
麻酔の針が入りますが、そんなに痛くはないです。
足の辺りがじんわりあったかくなってきます。
再び仰向けになります。
麻酔科医から麻酔が効いてるかどうかの、冷たさチェックが入ります。
多分麻酔が効いて、みぞおちから下の感覚がなくなりました。
予定していたところより広範囲に麻酔が効いているようです。
術着を脱がせてもらいます。
確か体を隠すようなタオルか布団?みたいなものが掛けられていたと思います。
手術部位が見えないように首の辺りにパーテーションを置かれました。
* * *
ここまでがスマホメモです。
麻酔が効いて下半身の感覚がなくなりました。
いざ手術へ
ここからもスマホのメモからのものです。
11:00 オペ開始
医師が私の名前を言い、医師団、麻酔科医、看護師の全員の名前をそれぞれ本人が言う、点呼のようなものをおこなっていました。
足元がモゾモゾするけど、全く感覚はありません。
たまに寝ていました。
何分かに1回、麻酔科医に体調確認されました。
手術自体はテレビのような緊迫したイメージではなく、雑談レベルな声のトーンで話しながら進めている感じでした。
11:30 オペ終了
「ありがとうございました」と声がかかり、終わったとわかりました。
手術の片付けが始まり、心電図や血圧計、パルスオキシメーターが外されました。
手術台から病室用のベッドに全員で移動させられました。
医師から私に「お疲れ様でした」の声がかかりました。
足の感覚は麻痺したまま、手が冷たいと感じました。
手術の感想
手術の感想としては、あっという間に終わった、という感じです。
麻酔をしてるので当たり前だけど手術自体は痛くないし、麻酔を刺す時が痛いかな?と思ってたけどそれほどでもなかったし、本当に何か施したのかな?というくらいの感じです。笑
それからテレビのような手術をイメージしていましたが(「メス!汗!」など。笑)、全く違うものでした。
手術中は私の側に、女性の麻酔科医、看護師2名がついてくださっていて、安心して臨めました。
次回は手術後についてお話しします。
写真は昨年撮った浜離宮恩賜庭園のコスモス。