ひろゆきは「それってあなたの感想ですよね」と言っていない
ただの感想です。タイトルは事実です。
上の動画が元ネタなので色々思ったこと書いていこうと思います。
1:48 インターネット実名化の話
昔の自分の実体験だけど、スマホを初めて手に入れた頃だったけど、実名でtwitter登録して数人がいるとあるサイトコミュニティのスペースに乱入した記憶があって、デジタルタトゥー植え付けた記憶があります。
翌日授業中倒れかけました。ショックが大きかったと思います。
3:26〜3:48
ひろゆきは古谷に向けて、個人の一方的で主観的な主張をあたかも客観的な事実であるかのようにして発言していることを指摘しているようにしか私には見えない。
ひろゆきの自著『論破力』第二章の中には、こう書かれている。
明らかや絶対、必ずなどの強調法は逃げ場がなくなるので、討論の場で安易に用いてはいけないようである。
そもそも、突っ込んだ争点というのが「明らか」という部分であって、「それってあなたの感想ですよね」とは言っていない。誤解している人も多いのではないだろうか。私もニコニコ大百科読むまで誤解していた一人だった。
それはさておき、それってあなたの感想ですよねって言っちゃうと人の意見なんてすべて感想だよねっていう意見もある。
確かに「それってあなたの感想ですよね」は多用すると揚げ足をとることにもなりかねない。
この議論の争点である「インターネット実名化は犯罪・いじめに有効?」というのも仮定であり感想である。
私が読んでいた本にもコラムとして載っていたのが、「自然科学に完全な客観性はありうるのだろうか。」という話である。
少し長くなります。
古谷 経衡が言ったことは、解釈であり感想でもあり仮定でもある。ぶつけ合いを通じて一つの真実に近づけば、100%の客観性に近づくのではないだろうか。
この記事を読んで、「それってあなたの感想ですよね」は武器にもなり得ることがわかった。
いじめられてどうしてもひどい言葉を投げかけられるとき、心のなかで(それってあなたの感想ですよね?)とつぶやくことで心の安全を守るという使い方があることがわかった。
なるほど、冷たい言葉がこうやって武器になる。奥が深いぞこの言葉。
確かに日常生活で使うと嫌われます。討論やディベートの場で相手を打ち負かすための言葉だから。
小中学生がネットミームに共感できる楽しさもあるかもしれませんが。これが大きいのではないのだろうか。
それってあなたの感想ですよね≒それってあなたの意見ですよねなので、日常生活でこの言葉が出てきたとき、この言葉について深く受け止める必要はないと思う。
そこでこれに対して反抗するための言葉は、
ひろゆきそんなこと言ってないけど?
である。
えーっと、(めっちゃ早口)ニコニコ大百科読むまで俺知らんかったけど、ひろゆきって、それってあなたの感想ですよねとは言っていなくて、それ明らかではなくてあなたの感想ですよねって言っただけであって、争点は明らかというところにあって、ひろゆきはあくまでも古谷というゲストの人に向けて、主観的な主張をあたかも客観的な事実であるかのようにして発言していたことを突っ込んだっていう文脈があって、当時ひろゆきはニコニコ動画の仕事をしていて、「動画サイト=悪い」ということを事実としてテレビの視聴者に受け止めて欲しくなくてひろゆきはあくまで個人の意見ですよって強調したかったわけで、あっ、そもそも人の意見に100%正しい解釈なんて言うのは存在し得なくて、科学論文にも言えることなんだけど、、、、
駄目だ!もっと友達が減る!やめましょう!マウント取って自分だけ気持ちよくなる事態になりかねない。
長文なのに読んでくれてありがとうございます。結果ひろゆキッズになりました。
参考資料
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