バリアフリーPJの企画に参加して
ハードは変えられなくてもハートは変えられる
私が勤める会社では、有志によるCSR活動が行われていて、私は子育て介護世代を応援するプロジェクトに関わっている。
今回は、他のグループ“バリアフリープロジェクト”の企画に参加した話をしよう。
2018年、就業後に行われた「ユニバーサルマナー検定3級取得講座」。株式会社ミライロから講師をお招きし、知識を身につけながら適切なサポート方法を学んだ。
障がいがある方々をひとくくりに“障害者”と区別するのではなく、高齢者や障がい者、乳幼児連れ、訪日外国人など多様な方々が不便を感じている場面に対して、「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかける。
「自分とは違う誰か」の視点に立って考え行動することは特別なことではなく、“心遣い”であることと知った。
『ハード(整備)は変えられなくても、ハート(精神)は変えられる』という言葉が深く心に残っている。
私はAlly(アライ)
翌日は「LGBT当事者・アライコミュニティ」へ参加。これまでもレインボーシールを貼るなどして姿勢は表明してきたが、もっと積極的に取り組むつもりだ。
少しずつ広がってきたとはいえ、まだまだ知られていないAlly(アライ)という言葉。一般的にはLGBT当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う人たちのことを指す。
当事者同士でも互いのセクシャリティを十分に理解している人は少ないため、当事者であってもなくても「アライになろう」という動きが生まれている。
アライになるには
私のように、あまり活動を行っていなくてもアライと表明することは出来る。また、アライであると表明しなくても、態度であらわすことも出来る。ただそのためには、知識を身につけることも必要だろう。
まず私は、これまでなにげなく利用していた性別に関する言葉を、気をつけて使わないようにしていく。Job Rainbowに のサイトには以下のように書いてあった。
・知り合いに子どもが産まれたときに、「お嬢さん・息子さん」と呼ばすに「お子さん」と呼ぶ
・「男らしい・女らしい」とたとえずに、「○○さんらしい」と伝える
・「レズ」ではなく「レズビアン」、「ホモ」ではなく「ゲイ」と示す
さまざまな価値観に理解を示し、誠実に価値観と向き合うことが必要だ。誰もがありのままで生きていける、自分が少数派であることを不安に思わずに済む世の中にしたい。
そしていつかは、毎日がお互いの価値観の尊重と尊敬に満ちていて、アライという言葉が不要になることを目指していこう。
追記:2018年にLGBTの美しい写真があふれるレスリー・キーの写真展に行ってきた。そのときのブログは↓↓↓