視線の三行詩
並の
冷か温か
えらべず、ズルズル
コンタクトレンズ
はずすぼんやりに
亡き犬 いる
寝転び
窓から見た
反射する青を
影をみつめて
見上げた空の
サイダー色
もうすこしだけ右に
いやあなたは左に一歩
黒い箱にゆらめく人々
愛してと叫ぶ
あなたの瞳の
奥のバケモノ
わたしの
だんごっ鼻が
指す明日はきっと
あこがれみとれ
電柱に額をうつ
青春の手中
暗がりと
高鳴る鼓動を
食い物にする小魚
並の
冷か温か
えらべず、ズルズル
コンタクトレンズ
はずすぼんやりに
亡き犬 いる
寝転び
窓から見た
反射する青を
影をみつめて
見上げた空の
サイダー色
もうすこしだけ右に
いやあなたは左に一歩
黒い箱にゆらめく人々
愛してと叫ぶ
あなたの瞳の
奥のバケモノ
わたしの
だんごっ鼻が
指す明日はきっと
あこがれみとれ
電柱に額をうつ
青春の手中
暗がりと
高鳴る鼓動を
食い物にする小魚