強く惹かれるその歌声を
昨日の夜、Avril Lavigneのcomplicatedを聴いた。
THE FIRST TAKEに出ているのを知って、すぐにその動画をみた。
1発録りのプレッシャーの中、彼女はやはり素晴らしい歌声で歌いきった。
私は、身も心も震えた。
彼女の歌を好きになったのは、中学生の頃だった。
私にはアメリカの文化が大好きな大親友がいる。
もちろん今も仲良し。
その子は当時から洋楽をよく聴いていて、その影響で私もたくさん聴くようになった。
マイリー・サイラスやセレーナ・ゴメス、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフト、レディー・ガガなど、著名な歌手の音楽を毎日、暇さえあれば聴き、いつの間にか口ずさんでいるほどに。
その中でとりわけ気に入ったのがアヴリル・ラヴィーンだった。
どうして一番好きになったのかはもはや思い出せない。でも、歌声に強く心を惹かれたのは確かで、最初はかの有名な「Girlfriend」ばかりを聴いていたけれど、いつの間にか他の曲も聴くようになった。
その頃私は、部活仲間が持っていたiPodに憧れ、おねだりを続けてやっとゲットしたところだったので、親友からことあるごとにCDを借り、ゲオやTSUTAYAでも借りてきてはパソコンに読み込んでiPadに曲を入れていた。
触れ合う曲数も、アーティストも増えた。
でもやっぱり、アヴリルが好きだった。
初めて買った洋楽のアルバムももちろんアヴリル。
「Avril Lavigne」という、2013年発売のアルバムが出て、私は輸入盤をわざわざ買い、棚に大切に飾っていた。
Rock N Rollというシンプルな曲名から始まるこのアルバムは、ロック界のプリンセスと呼ばれていることや、「Avtil Lavigne」というアルバム名も相まって、アヴリルの最高峰であるかのように感じられる。
多分、私が一番再生した彼女のアルバムだと思う。
時が流れて、私は他のアーティストにも夢中になり、彼女もそのアルバム以来、長い間新しいアルバムも出していなかったので、私は彼女の歌をたまに聴くくらいになっていた。
そうして昨日、久しぶりにじっくりアヴリルが歌う歌を聴いた。
強い芯のある歌に惹き込まれて
あまりに強くて畏れてしまうほどだと感じた。
歌を歌うだけでこんなにも心を震わせられる、私だけでなく、多くの人の心を。
そんな彼女は本当に強くて格好良くて、私もそんな彼女のようになりたい、なんて密かに憧れたりもする。
彼女の歌が、私の中から薄れていた年月を思うと、なんて勿体ないことをしていたのだろうという気持ちになる。
もっともっと聴きたい。
昨日の夜、歌う彼女に釘付けになりながらそう思った。
彼女は今年、久しぶりにアルバムを出した。
彼女らしさも残りつつ、新しさもあるいいアルバムを出してくれてとても嬉しい。
何だかんだ、こんなに好きだと言いながらも
私はまだアヴリルのライブには行けたことがない。
いつか絶対に生の歌声を聴いてみたいと思いながらも、なかなか機会に恵まれないけれど。
ひとまず今日も、complicatedを聴きながら休んで明日から頑張る力をもらおう。
皆さんも、良かったらこちらみて聴いてみてね。