ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.27
・標準和名
アカササノハベラ
・漢字
赤笹之葉倍良
・学名
Pseudolabrus eoethinus
・分類(仲間分け)
スズキ目ベラ亜目ベラ科ササノハベラ属
・大きさ
体長20cm程になる。30cm級の大型に成長するものもいる。
500mlの水筒くらいの大きさ。
・生息地(レア度)
浅場の岩礁域に主に生息する。砂地と岩礁が連続するようなところに多いイメージ。レア度は低め。
・ちょぼ's メモ
ベラには平たい魚という意味がある。笹の葉に似ている赤いベラだからアカササノハベラ。
夜間は横になって眠る魚である。飼育下で初めて見たときは、死んだんじゃないかと思って焦った記憶がある。
あと性転換する魚としても有名。ハーレムを形成して一番の大型個体が雄となる。ベラは釣りの外道の代表魚種。
アカササノハベラは胴突き仕掛けで、ハタ系の魚を狙っているとほんとよく釣れる。20cmを超える個体は、けっこうよく引くので釣りごたえがある。下顎に鋭い小さな牙が2つあるので針を外すときに注意しよう。
塩焼きや煮付けで美味しく食べられるとよく図鑑などに記載があるが、個人的には甚だ疑問である。なんか身の締りがなくねっちょりとした食感で美味しくないと思う。好きな人がいたら申し訳ないが。
stand.fm(スタエフ)で、ホームルーム風のラジオ番組やってます。もし良かったら聴いてみてください。