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大阪Ruby会議03で初登壇したら得るものしかなかった

chobishibaです。2023年9月9日大阪で開催されたRuby会議大阪03で初地域Ruby会議登壇をしてきました!

思えばRubyKaigi 1stシーズンファイナルでドラを叩くところから始まったRubyist人生でしたが発表ネタを特に思いつけずスポンサーLT以外にRubyのイベントでの登壇経験ない状態でした。

それがRubyKaigi2023に行ったときに、p5.rbで描いたものを楽しんでくださる方がわりといて極めつけが懇親会の時、
👨「(クリエイティブコーディングの)発表とかしないんですか?」
🐣「発表になりますかね?」
👨「聞きたいですよ!」
その一言で脳内CFP書くモードになり、直近募集していたのが大阪と松江の地域Ruby会議でしたが、関西出身としては大阪で地域Ruby会議の実績解除したい!というのとテーマ「Rubyで笑おう」だし楽しい話ができれば満たせるのでは??と。

そこから勢いでCFP書き始めて、ある程度形になった時点で出すことを決めました。たぶんこれ以上時間かけると面白いんだろうか?ってなって勢いがなくなると思ったので自分が「面白い」と思い込んでいる間に(正気に戻る前に)にsubmit して done!(CFPに関しては家族のこのLTの影響が大きい)

出しただけでも達成感がありましたね。CFPを書くと曖昧になってる部分はちゃんと調べ直すし、自分が今何に興味があって次どうしたいのかも見えてくるし、そもそも発表するネタないと思ってたのにこうして書けたこと自体すごく清々しい!
なんかもう結果がどうであれ、CFPって書くだけでめちゃくちゃ得るものあるじゃない…という状態でした。

そして提出から約一ヶ月後の夜、採択の連絡が来ていることに気づき嬉しくて平日深夜寝付けなくなったのも今となってはいい思い出です。

いざ登壇

クリエイティブコーディングってなんぞって話からRubyでどう遊べるかを紹介した発表でしたがどうも練習よりかなり巻きで話してしまったみたいで10分も時間を余らせてしまい…
実際にツール使ったデモしたらよかったのかなと今では思いますがそのときは質疑応答か思いつかず「聞いて下さい!!」って言ったらいっぱい手を上げてもらって嬉しかったです!!
資料に入れられなかったようなところを補足できたり、皆さんどういうとこに関心があるのかというのもわかって楽しかったです。

資料の裏側の話

「クリエイティブコーディング」に馴染みのない人が多い想定で、どこまで話すかは迷いました。最初はランダムとノイズ両方触れたものの、ランダムの方がまだ身近かなとランダムだけにしたのですが

ランダムがよく使われる

感想見てるとパーリンノイズまでご存知の方もいらしてさらっとでも触れておいてもよかったなとも。

あと資料を作る際に、必要なコードや作例はTODOにして、1週間前くらいはひたすらTODO潰しをしてました。その中でも最後まで残ってたのがここ。

9/7の段階(2日前)でこれ

作例4つってしたの誰!!!(私だよ!!!)
全然雰囲気変わった感じにしたいけどどうしよ…もうひよって作例3つにしようかなと思ってたけなんとかひねり出して完成。

完成スライド

そしたらこんな反応もいただけたので諦めなくて本当によかった!!

多種多様なテーマ!

電子工作のお話や

Rubyで音を鳴らすデモがあるお話もあって

他にもHotwireやテスト、他言語との比較、コミュニティー、技術書執筆、OSS活動と多種多様な方面からのRubyについて触れられる濃密な11時間でした。

終わってからも楽しかった

発表後の休憩には楽しかったよ〜から
こういうもの作ってるんだけどクリエイティブコーディングと組み合わせたらとか、更に発展させるような話とか面白い話がたくさんできました。
それもこれもこういうことに興味あるんです!って発表したからこういう話する機会も得られたんだと。本当に発表してよかった。

大学の人も来てくれてた!

今通信制の美大に在籍してるのですが、大学繋がりの人たちも聞きに来てくれて(もちろんRubyやってない。Pythonの授業は一緒に受けた)感無量。
Ruby楽しそうとも言ってもらえて嬉しかったです。

発表前は全然次のことは考えてなかったのですが、終わってみると今回クリエイティブコーディングはどんなものかの話をして、敷居を限りなく下げる方面に全力を注いだので、次は10分とか5分とかの短い枠でライブコーディング含めたディープな発表もしてみたいななんて欲も出てきてます。まだまだこの世界楽しいのでそれを紹介していくべくまた日々作品作りしながら新しい切り口探していきたいなと思います。

今この記事を書きながらCFPを書き始めてから登壇までの間振り返ってみましたが、本当に得るものしかなかったなと思います。
それもこれもRubyKaigiのときに反応いただいたおけげです。これがなければその気になってなかったので、みなさんも気になるものを見かけたら軽率にけしかけてほしいし、私もけしかけていきたいと思います!

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